三井住友銀行は年功序列を廃止するとのこと。

要するに成果主義に轍するということですよね。

 

この競争社会では年功序列なんて

悠長なことをやってられないということでしょう。

 

でも

それって

欲望全開の個人主義、競争主義で財貨を奪い合うという事になりますよ。

 

勝ち組と負け組の話。

 

企業競争にはそれが必要なんでしょうけど、

それで人間は幸せになれますかね?

 

 

勝っても負けても欲望に負けて不幸になるのが関の山

だと私は思います。

 

成果を出せない人は負け組で不幸になる。

 

成果を出す人も成果を出すために

無理に無理を重ねて

壊れるか、八つ当たりするか、人生をごまかすか

いずれにしても不幸になることが多いでしょ。

 

会社は繁栄する

社員は不幸になっている。

 

年功序列や終身雇用等は

「米作り」に範をとる

集団主義的な日本の助け合い精神から

来ているように思えるのですが

むしろ、その良さも一概に否定されるべきではないと思います。

 

何でも欧米流のやり方が正解ではありません。

 

人間は

頭でっかちの

唯一無二の

出来損ないです。

 

一人一人がそれぞれ

やりたいこと得意なことをやって

助け合って生きていく。

 

それが一番幸せな生き方ではないかと思います。

 

日本の集団スポーツが最近強くなってきたのは

それができはじめているからのように思えます。

 

 

成果主義と

この助け合い精神を

どう調和させていくか

みんなで考えて行きましょう。