人間はもともとは動物です。
これ意外と忘れられているように思います。
基本的には自分のことしか考えない
自分の邪魔になると他者を攻撃する。
しかし
人間はそれでいくと結局自分も幸せになれないことに気づいた。
狩猟採取の時代は700万年とも600万年前ともいわれる
人類誕生の時からはじまり
1万年前に農業が始まるまで続いていた。
限られた獲物や採取物を皆で助け合い、分け合いしなければ
塵のごとき不完全な出来損ないの人間は生きていけない。
その人間の知恵として
他者を助ける、他者を幸せにすることをよしとする
「利他」の心が生まれたのではないかと私は思っています。
他者が不幸になれば
結局自分も不幸になる。
だから自分のことだけしか考えないのは
浅ましい
醜悪
美しくない
という価値基準が生まれたのだと思います。
それが産業革命以降の300年で
何でも自分で作り出せると傲慢になった人間は
今
他者のことを考えない
自分させよければ良いという
利己主義に陥ってしまっているのだと思います。
そこを考え直しましょう。
他者を幸せにしてこそ自分も幸せになれるのです。
自分と他者は別々に存在しているのではなく
一体として存在しているのですから。