情報を厳選してお届けするので、まったりと更新しています。
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障がい者の雇用を広げるために。
独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構(JEED)
5月1日に花王株式会社で行われている障がい者雇用についてお知らせしました。
花王の障がい者雇用の基本的考え方
「障がいのある人もない人も 共に働き共に生きる社会を目指して
障がいある人たちの 社会人としての自立を支援する」
についてもご紹介しましたが、全国の共同作業所や小規模授産施設で働いている障がい者の皆さんは、多くの場合、1ヶ月働いても、1万円程度の報酬しか得られていません。
優良企業のように、市場性の高い財やサービスを供給する(給料をたくさんもらえる仕事をすることです)には、資金も、ノウハウも、設備も不足しているからです。
花王株式会社で行われているような先進的な障がい者雇用が、日本中の企業で行われるようになれば、どれほど多くの方が救われるでしょうか。
日本国憲法第二十五条には、
1.すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する
2.国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない
また、第二十七条には、
1.すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ
と謳われており、障がい者が自活できる収入が得られる職場が得られるように、事業者の方には国や地方自治体から、多くの支援制度が提供されています。
その支援制度のひとつとして、次のような助成金も用意されているようです。
1.障害者作業施設設置等助成金
身体障がい者、知的障がい者、精神障がい者の方に働いていただけるように、仕事場や玄関、廊下、階段、トイレなどを使いやすくしなければなりませんし、車椅子や改造自動車なども買わなければなりません。
国は、必要な資金の3分の2を助成しています(雇用する障がい者1人につき、建物は450万円まで、備品は150万円までです)。
2.障害者福祉施設設置等助成金
直接仕事には関係しないけれど、元気に働いていただくために必要な施設、託児室、保健室、図書室、食堂、売店などを作ったり、備品を買うための費用の3分の1が受給できます(障がい者1人当たり225万円まで、事業所全体で1年間に2250万円までです)。
3.重度障害者等通勤対策助成金
障がい者が職場に通うのを支援するために社宅を建てる場合は、建設費の4分の3が受給できます(1世帯あたり1200万円、単身者1人当たり500万円まで、1事業所あたり5000万円までです)。
社宅を借りる場合は賃貸料の4分の3が受給できます(1世帯あたりつき10万円まで、単身者は月6万円までです)。
障がい者個人が住宅を借りる場合、一般的な住宅手当を超えて支給する手当ての4分の3が受給できます(障がい者1人あたり月6万円までです)。
他に通勤のためのバス運行や駐車場の手配に対する助成金があります。
4.障害者介助等助成金など
重度障がい者のための介助者やカウンセラー、医師の協力を受けるための費用などにも助成金が受けられます。
では、企業がこれらの助成金を受けて障がい者に門戸を開こうとする場合、どこに相談すれば良いでしょうか。
厚生労働省ではありません。
当該業務の実施主体は、独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構とされており、その相談・受付業務は、都道府県にある、
都道府県協会
http://www.jeed.or.jp/jeed/location/loc01.html#06
で行っています。
事業所の所在の地方自治体独自の支援体制がある場合もあります。
詳しいことは、独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構のホームページ
http://www.jeed.or.jp/
でご覧ください。
なお、本記事掲載の助成金の内容については、独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構のご確認をいただいておりますが、当該助成金の支給には細かい認定条件がありますので、ご注意ください。
独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構発行の月刊誌「働く広場」(1部135円+送料68円)に、具体的な事例が紹介されていますし、無料配布の資料、無料貸し出しのビデオ・DVDの御案内もありますので、御活用ください。
http://www.jeed.or.jp/data/disability/disability01.html
この記事は、執筆者個人の理解と認識に基づく一つの意見に過ぎず、本記事でご紹介した団体の公式見解ではありませんので御注意ください。
花王株式会社の障がい者雇用
日本には、何らかの障害を抱えて生活しておられる方が650万人もおられます。
1970年に制定された障害者基本法で、「障害者」とは、「身体障害、知的障害又は精神障害があるため、継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける者」であると定義されました。
内閣府編、社会福祉法人東京コロニー発行の「障害者白書平成18年版」によると、日本の障害者は、
身体障害者 351万6千人
知的障害者 45万9千人
精神障害者 258万4千人
とされています。
しかし、これだけ多くの障害者の方がおられるのに、自立できる給料が得られる職場を確保できる方は、ごくわずかしかおられません。
障害をお持ちの方を雇用して、能力を開発活用できる環境を整備し、さらに正当な報酬を支払うことができる企業や団体はまだ限られています。
特に知的障害をお持ちの方の就職は困難で、障害者と御家族の窮状は筆舌に尽くしがたいものがあります。
この困難な事業に果敢にチャレンジされているのが、皆さん良くご存知の花王株式会社です。
花王の障がい者雇用の基本的考え方
「障がいのある人もない人も 共に働き共に生きる社会を目指して
障がいある人たちの 社会人としての自立を支援する」
という理念のもと、積極的に障害者雇用に取り組んできましたが、通常の職場での雇用が困難な障害者の方に対しても、特例子会社「花王ピオニー株式会社」を設立して採用に努めています。
花王ピオニー株式会社では、現在17名の知的障害者の方を正規社員として雇用(6名の方は契約社員期間中で、来年4月に正規社員に採用予定)しています。
17名のうち、重度認定を受けておられる方が9名、身体との重複障害をお持ちの方が2名おられ、同社では6名の指導員を配置して、健常者に遜色ない生産性を上げています。
http://www.kao.co.jp/corp/csr/report2006/22.html#kp
花王株式会社の障害者雇用については、
独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構のホームページの、
「障害者雇用事例リファレンスサービス」
http://www.ref.jeed.or.jp/18/18097.html
にてご覧いただけます。
花王ピオニー株式会社の採用は、基本的に
・墨田区の事業場へ自宅から通える方
・東京近郊の就労支援機関とつながりのある方
で、東京都のNPO法人「WEL'S新木場」(登録は東京近郊の就労支援機関から斡旋を受けてください)の御協力をいただいておこなっているとのことです。
また、花王株式会社の一般障害者雇用募集情報は、同社のホームページ
http://www.kao.co.jp/corp
から御覧いただけます。
なお、本記事の掲載につきましては、花王株式会社のご承認をいただいております。また、同社から一切の利益供与を受けておりません。
本記事掲載について、独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構 http://www.jeed.or.jp/
の御承認をいただいております。
「CSR」という言葉を最近良く耳にすると思われませんか?
「CSR」とは、Corporate(企業の)Social(社会的な) Responsibility(責任)の略で、企業がオカネ儲けの他にしなければならないことです。
赤字経営なのに儲かっていると嘘をついたり、お客さんに不良品を売りつけて知らんぷりをしたり、環境を汚染したりという、企業が社会に与えるかも知れないマイナス作用を無くそうとすることも、CSR活動です。
さらに、企業の持っている大きな力を、社会がより良い方向に向かうために使うことも、CSR活動だという考え方が、世界中の大企業を中心に広がり始めています。
企業に対する評価も、どれだけ多くの資産を持ち、どれだけ売り上げていくら儲けているのかという財務の側面と、どれだけ社会貢献しているかというCSR成果の側面が、同じ割合で評価の対象になります。オカネさえ儲けていれば、世の中にどんなに迷惑をかけても良いという企業は、優良企業の取引先から外され、消費者からも見捨てられる時代になりました。
日本でもCSR活動について企業の認識が深まってきていますが、早くからCSRの重要性を理解し、多様な活動を続けているのが、皆さん良くご存知のマクドナルドです。
3月2日の記事で御紹介した、「13歳のハローワーク」公式サイトにある、「もっと教えて!みんなの仕事」フォーラムには、世界中から子供達の相談が寄せられていますが、「身長が低い」ことや、「毛深い」ことなど、女の子の身体の悩みも多くあり、食生活の乱れが成長ホルモンや女性ホルモンの分泌を抑えている可能性も考えられることから、「食育」の重要性を社会に訴えています。
日本マクドナルド株式会社は、以前から多くのCSR事業を行っていますが、このたび子供達の健やかな成長を願い、「食を選択する力」を身に付ける手助けとして、全国で食育授業を実施される先生方を支援する事業を始めています。
45分授業5コマで、生徒に「食を選択する力」を身に付けるために必要な食の知識を得てもらえるよう、モデル指導案が作成され、岩手県、鹿児島県、千葉県、京都府の小学校と、愛知県の中学校で、現場の先生方が実際に授業を行われ、その模様が紹介されています。
指導案は以下の通りです。
1時間目 好きなものだけ食べちゃいけないの?
偏食による必須栄養素の欠乏が健全な発育の妨げとなること、栄養バランス良く食生活をおくる重要性を理解してもらいます。
2時間目 ハンバーガーは何でできているの?
食材に含まれる栄養とその働きを学ぶことで、必須栄養素を過不足無く食生活に盛り込む方法を具体的に理解してもらいます。
3時間目 どうしてお腹がへるのかな?
成長期での性急なダイエットは、健全な発育を妨げる危険があることを解説し、基礎代謝・食べること(エネルギー摂取)・運動すること(エネルギー消費)の関係性を理解することで、バランスの良い生活習慣を目指します。
4時間目 私たちの食べ物は大丈夫?
食の安全を確保するためには、調理や食事の際、衛生管理に注意することが重要であることを理解してもらいます。
5時間目 みんなで食べるとおいしいね!
食卓は栄養補給の場だけでなく、共同体における文化伝承の場としても重要な意味を持っていることを理解してもらいます。
より詳しい内容の記載された小冊子に、15分のDVDを添付した資料が、小中学校教員の皆さんに無料配布されています。
子供達の食生活の乱れに危機感をお持ちの先生方に御覧いただきたいと思います。
資料は、
「食育の時間」http://www.chantotaberu.jp/ (冒頭の写真の画面になります)のサイトからお申し込みいただけます。
なお、本記事の掲載につきましては、日本マクドナルド株式会社のご承認をいただいております。また、同社から一切の利益供与を受けておりません。
「13歳のハローワーク」公式サイト
芥川賞作家村上龍先生が2004年に出版された「13歳のハローワーク」という本があります。
514種類の職業について解説している本で、130万部以上のベストセラーとなり、全国8000校の小・中・高等学校でも採用され、マスコミでも頻繁に取り上げられていますから、皆さんもう御存知でしょうか?
この「13歳のハローワーク」と現実社会をリンクさせ、現在第一線で活躍する大人達が、子ども達の進路の相談にネット上で回答するサイトが、昨年立ち上げられました。
バブル崩壊以後の社会の混乱で、子供達の心は不安でいっぱいです。
そんな子供達に、社会で元気に働く大人達の姿を知ってもらい、充実した人生を掴みとってもらおうとして開設されたサイトです。
様々な進路の悩みに、大人達が無報酬のボランティアで回答しています。
サイト立ち上げ当初は、質問する側にも、回答する側にも、とまどいがありましたが、最近は安定して運営されているようです。
でも、まだまだ大人の参加者の数が少なく、ほとんど無限に広がるジャンルの質問を網羅するには至っていません。
質問に対する回答には、情報提供だけでなく、道に迷う子どもの不安を和らげ、勇気を与えてあげるという意味もありますから、ジャンルを問わず、多くの方の回答が求められています。
このサイトを御覧の、優しいお心をお持ちの皆様、是非一度サイトを御訪問ください。
「13歳のハローワーク」公式サイトは、
こどもの質問におとなが答える「もっと教えて!みんなの仕事」は、
あなたの優しさを、誰かが待っています。
進路に悩んでいる小学生、中学生、高校生、大学生の皆さん、職場で悩む社会人の皆さんにも、参考にしていただけるQ&Aがあるかも知れません。