マックナゲットの問題以降、食品の事故が色々出てきました。
ただ、マックナゲットの問題は、ちょっとひど過ぎると思います。
口に入れる食べ物だけに、健康被害が出ていたらと考えると……
電機業界も他人事ではない問題です。火事にでもなったら大変です。
マックナゲットの状況はニュース等の情報しか持っていませんが、マックから工場へのの定期的なチェックは実施していたと報じられていました。
しかし、この定期的なチェックは、意味をなさなかったとうことになります。
マックにしてみれば、自社工場ではない委託工場に、まさか抜き打ち検査はできないでしょうから。
この食肉工場のアメリカ本社が、自社工場へのチェックの仕組みをどうしていたのかということになるでしょう。
やはり、委託工場での生産時には、常に品質管理の担当者がラインに張り付かなければと思います。
貼り付いたら貼り付いたで、問題も色々発生してくると思いますが、
加工する材料のチェックだけは出来る筈です。
ただ、その後に発生した遺物混入の事故は、チェックに入っていても難しいかもしれません。
また、依頼元がチェックに入っていて起こってしまう事故は、そのチェックの責任の所在が問題になるかもしれません。
今回のような事故は、食品業界に限らず、海外の工場に生産/製造を委託するメーカーは、チェックを「どこで」「どう実施する」のかが課題としてあります。