古着屋でラックを見ていると、急に知らないブランドが出てくる。

「これ、どこのブランドや?」

値札を見ると1,100円。

デザインも悪くない。

でもブランド名を検索しても、よく分からない。

ここで多くの人がラックへ戻す。

僕も古着せどりでかなり危ないと思うのが、この「知らない=仕入れ対象外」という判断。

もちろん、知らない服を片っ端から買えばいいわけじゃない。

むしろ逆。

知らないからこそ、買う前に調べる。

大事なのはブランドを知っているかではなく、

「この服はもう少し検索する価値があるか?」

を店頭で判断できることや。

今回は、そのために僕なら確認したい7つの場所を紹介する👇

🏷️ ① ブランドタグは「名前」だけ見ない

まず見るのは首元などについているブランドタグ。

ただし、

「知ってるブランド!」

「知らんブランド!」

これだけで終わらせない。

見るのは、

・ブランド名
・ロゴのデザイン
・文字の入り方
・サイズ表記
・製造国表記
・タグの素材感
・他のタグとの整合性

など。

たとえばブランド名を知らなくても、検索できる文字がはっきり残っているならスマホで追える。

逆に有名ブランドだからといって、それだけで利益が出るわけではない。

ブランドタグは「買うための答え」ではなく、

「次に何を調べるかを決める入口」

くらいに考えた方が使いやすい。

🔎 ② 品質表示タグまで必ずめくる

首元だけ見て服を戻すのは早い。

次に品質表示タグを見る。

ここには検索材料がかなり詰まっている。

たとえば、

・素材
・製造国
・会社名
・品番
・型番
・サイズ
・洗濯表示

など。

特に品番らしい英数字が見つかったら、一度検索してみる価値がある。

ブランド名だけでは似た商品が大量に出ても、

「ブランド名+品番」

なら商品をかなり絞れる場合がある。

知らないブランドほど、この内タグがヒントになる。

🧶 ③ 素材を見る

次は素材。

コットンなのか。

ウールなのか。

リネンなのか。

カシミヤなのか。

素材によって検索する言葉も変わる。

ただし注意したいのが、

「カシミヤやから高いやろ」

「ウール100%やから売れるやろ」

と素材だけで仕入れないこと。

素材はあくまで検索する理由の一つ。

ブランド、デザイン、サイズ、状態、実際に売れた価格まで見て判断する。

高級そうな素材を見つけた瞬間ほど、一回冷静になった方がいい😅

🌎 ④ 製造国を見る

MADE IN USAなどの表記を見つけると、テンションが上がる人も多いと思う。

でも、

「USA製=買い」

ではない。

ここも検索材料として使う。

たとえば同じブランドでも、

ブランド名だけで検索した場合と、

「ブランド名+USA製+アイテム名」

では検索結果が変わることがある。

製造国は単独で仕入れを決定する材料ではなく、商品を絞り込むヒントとして使う。

ここを勘違いすると、

「USA製やから買ったのに全然売れへん……」

が起こりやすい。

📏 ⑤ サイズ表記より実寸を見る

古着で地味に怖いのがサイズ。

タグにLと書いてある。

だからLとして仕入れる。

でも実際に測ったら、

「これ、かなり小さくない?」

となることがある。

縮んでいる場合もあるし、年代やブランドによってサイズ感が違うこともある。

パンツなら、

ウエスト
股上
股下
わたり
裾幅

トップスなら、

肩幅
身幅
袖丈
着丈

などを確認する。

特に仕入れ値が高い商品ほど、タグのサイズ表記だけで判断しない方がいい。

🔦 ⑥ タグを見た後、必ず服へ戻る

ここ、かなり大事。

タグを調べて、

「お、売れそう!」

となった瞬間が一番危ない。

検索結果に夢中になると、服そのものを見るのを忘れる。

首。

肩。

脇。

袖口。

裾。

前身頃。

背中。

ポケット。

裏地。

ジッパー。

ボタン。

臭い。

縮み。

虫食い。

補修跡。

ニットなら小さな穴。

白物なら黄ばみ。

黒物なら色褪せ。

パンツなら股の擦れや裾上げ。

検索では利益が出そうだったのに、小さな穴を見落として売価が落ちる。

古着せどりでは普通に起こる。

だから、

「検索して終わり」

ではなく、

「検索した後にもう一度服を見る」

までをセットにする。

💰 ⑦ 最後は「いくらで売れる?」ではなく「いくら残る?」

ここまで問題なければ、最後に数字を見る。

たとえば、

仕入れ 1,100円
想定売価 6,500円

これだけ見ると、

「5,400円も差額あるやん!」

と思ってしまう。

でも販売手数料、送料、梱包、値下げ余地などを引けば、当然残る金額は小さくなる。

さらに状態を見落として6,500円では売れず、4,500円まで下げることになれば利益はもっと減る。

だから店頭では、

「いくらで売れるか?」

だけではなく、

「全部引いたあと、いくら残るか?」

まで考える。

ここまでやって初めて仕入れ判断や💰

😱 「知らないから戻す」も「安いから買う」も危ない

知らないブランドを見つけた時、

1,100円ならちょっと迷う。

550円ならもっと迷う。

「まあ安いし買っとくか」

となりやすい。

でも550円の商品を10着買えば5,500円。

売れなければ、

撮影する。

採寸する。

説明を書く。

出品する。

保管する。

値下げする。

この作業まで全部ついてくる。

だから安さを「買う理由」にしない。

逆に知らないブランドだからという理由だけで戻さない。

タグから検索材料を拾って、相場を確認して、状態を見て、数字を出す。

それでも分からなければ戻す。

この順番で十分や。

👕 次に古着屋へ行ったら、全部覚えなくていい

いきなりタグの年代やブランドの歴史を大量に暗記する必要はない。

まずは知らない服を1着手に取ってみる。

そして、

ブランドタグを見る
↓
品質表示を見る
↓
品番を探す
↓
素材を見る
↓
製造国を見る
↓
検索する
↓
売れた相場を見る
↓
服の状態へ戻る
↓
利益を計算する

この流れを何度も繰り返す。

目的は「古着に詳しい人」になることではない。

目の前の服を見て、

「これはもう少し調べる」

「これは戻す」

「これは利益まで確認する」

と、自分で判断できるようになること。

知らないブランドが出てきた時こそ、タグをめくる。

古着せどりは、そこから面白くなってくるで👕🏷️🔎