古着屋で服を手に取った。

ブランド名を検索する。

……出てこない。

ここで、

「知らんブランドやし戻すか」

となってないやろか。

実は古着せどりで使える検索材料は、ブランド名だけじゃない。

服をひっくり返してタグを見ると、

品番
素材
製造国
会社名
サイズ
RN番号

など、検索に使える情報が残っている。

今回は「タグを見ても何を検索したらいいか分からん」という人向けに、店頭での検索ワードの作り方を紹介する👇

👕 まずブランド名だけで検索してみる

たとえば知らないブランドのスウェットを発見。

値札は1,100円。

最初から難しく考えなくていい。

まず、

「ブランド名 スウェット」

くらいで検索する。

ここで近い商品が見つかれば早い。

でも古着の場合、

似た名前のブランドばかり出る
新品しか出ない
まったく違う服が出る
商品数が多すぎる

なんてことも普通にある。

そこでタグをもう一段深く見る。

🔎 品番があれば検索ワードに足す

品質表示タグをめくると、

AB-12345

のような英数字が書かれていることがある。

これが商品を特定する手掛かりになる場合がある。

たとえば、

「ブランド名 AB-12345」

で検索。

ブランド名だけでは何百件も出ていたのに、品番を追加するとかなり絞れることがある。

さらに、

「ブランド名 AB-12345 ジャケット」

のようにアイテム名を追加する。

ここで同型らしい商品が出てきたら、写真を見比べる。

ポケット。

ボタン。

襟。

ステッチ。

裏地。

プリント。

タグ。

「似ている」だけで同型と決めず、細かい部分まで確認する。

😵 品番を入れても何も出ない

ここでありがちなのが、

「検索結果0件=価値がない」

と判断すること。

まだ早い。

検索ワードを少し崩してみる。

たとえば、

ブランド名+品番

で出なければ、

ブランド名+品番の一部

にしてみる。

それでもダメなら、

ブランド名+アイテム名

へ戻す。

「パンツ」で出ないなら、

デニム
ジーンズ
ワークパンツ
カーゴパンツ
スラックス

など、呼び方を変える。

検索は一発で正解を当てる作業じゃない。

「何を消したら出る?」

「何を足したら絞れる?」

と動かしていく。

🧶 素材も立派な検索ワードになる

次に見るのが素材。

たとえばタグに、

WOOL 100%

と書かれていたとする。

ブランド名だけで検索すると商品が多すぎる。

そこで、

「ブランド名 ウール ジャケット」

まで入れてみる。

リネンならリネン。

カシミヤならカシミヤ。

ナイロンならナイロン。

素材を追加すると、近い商品へ寄せられる場合がある。

ただし、

「カシミヤ=高い」

「ウール100%=利益商品」

ではない。

素材は買う理由ではなく、検索を絞る材料。

ここを混同しない。

🌎 製造国を足して検索する

タグに、

MADE IN USA

と書いてあった。

これも検索材料になる。

「ブランド名 USA製 スウェット」

「ブランド名 アメリカ製 ジャケット」

など。

同じブランドでも製造国を追加すると検索結果が変わる場合がある。

ただし、ここでも注意。

USA製を見つけた瞬間に、

「古そう!」

「高いやろ!」

とカゴへ入れない。

USA製は情報のひとつ。

実際に売れた価格まで確認する。

🏢 会社名から追えることもある

ブランド名は知らない。

品番を検索しても弱い。

そんな時は品質表示に書かれている会社名を見る。

会社名を検索すると、

どんなブランドを扱っている会社なのか
現在も存在する会社なのか
ブランドとの関係

などを調べる入口になることがある。

ただし店頭で延々と調べる必要はない。

僕なら数分調べても判断材料が増えなければ、一度戻す。

古着せどりでは検索時間もコストになるからや。

📱 検索結果が出た!でもまだ買わない

ここがかなり重要。

検索して、

12,800円

という商品を発見。

値札は2,200円。

「うわ、利益出るやん!」

……まだ早い。

その12,800円は、

現在出品されている価格なのか。

実際に売れた価格なのか。

ここを分けて見る。

出品者が12,800円を付けることと、その値段で購入されることは別。

さらに、

サイズ
カラー
年代感
素材
状態
ディテール

まで近い商品なのか確認する。

「同じブランドだから同じ相場」

とは限らない。

🔦 スマホを閉じたら、もう一度服を見る

検索に夢中になると、ここを飛ばしやすい。

服を広げる。

首。

肩。

脇。

袖口。

裾。

前身頃。

背中。

ポケット。

裏地。

ジッパー。

ボタン。

臭い。

縮み。

虫食い。

補修跡。

検索結果が良くても、大きなダメージがあれば想定売価は下がる。

特にニットの小穴やパンツの股擦れは、店内の照明では見落とすこともある。

タグを見る。

スマホを見る。

最後に、もう一度服を見る。

この往復が大事。

💰 検索のゴールは「商品名を当てること」じゃない

ここを勘違いすると、検索が長くなる。

店頭で必要なのは古着クイズの正解ではない。

必要なのは、

「この値段で仕入れて利益が残りそうか」

を判断する材料。

だから、

ブランド名
↓
品番
↓
アイテム名
↓
素材
↓
製造国

と検索しても判断できないなら、

「分からないから戻す」

も立派な答え。

逆に同型に近い成約が確認できて、状態も問題なく、経費を引いて利益が残るなら仕入れ候補になる。

🏷️ タグは「答え」ではなく検索のスタート地点

古着せどりを始めると、

「タグを見ただけで年代が分からないとダメ」

と思ってしまうことがある。

そんな必要はない。

最初は、

「この文字、検索に使えそうやな」

で十分。

ブランド名だけで出なければ品番。

品番で出なければアイテム名。

結果が広すぎれば素材。

さらに製造国。

それでも分からなければ戻す。

これを店頭で何度も繰り返す。

知らないタグを見つけた時に、

「分からんから終了」

ではなく、

「どの文字から調べよう?」

に変われば、ラックの見え方はかなり変わってくるで👕🏷️📱