銀座の富士フイルムのギャラリーでやっている

小松由香さんの写真展に行ってきた。


彼女はすごい人で23歳でK2に日本人女性として最年少で登頂。

当時、K2に挑戦した女性クライマーの半分が遭難していたという過酷な山に登って帰ってきた人。

それだけでもすごい。


そして現在はパートナーのシリア人男性とお子さん二人に恵まれて日本に住んでいる。


今回の写真展は彼女が目撃し、体験してきたシリア内戦。

でも、よくネットで目にするような瓦礫となったシリアの街や血だらけの子ども達といったものではなく、トルコに難民となって逃げてきたお母さんとその子ども達の姿。


男たちによって勝手に始められた戦争に巻き込まれ、

その尻拭いをさせられるのは、いつも女、子ども。


悲惨な絵ではないけれど、それぞれ写真の中の人の語りを聞くことができる。

アラビア語なのでわたしには全然わからないのだけど、幸い日本語で書かれたものを頂いたので、それを読むことができた。


ヒジャーブを被る母親から出る言葉は

短いのだけれども、わたしも母親で誰かの妻だから

その言葉の重さを痛いほどに感じてしまう。




Netflixでも見ることができるシリアの内戦のドキュメンタリー映画「娘は戦場で生まれた」





これも内戦の内側から見た映像だけど、辛くて最後まで観るのに時間がかかってしまった。



わたしも色々と面倒なこと、大変なことが人生において起こるけれど、戦争に巻き込まれるほど辛いことはない。


彼らの大変さと比べたら、わたしの日常なんてパラダイスだ。


時々、友達と美味しいものを食べ、毎日、入浴して暖かく清潔な布団にくるまって眠ることができて、ネットで映画を楽しんで、ぼーっとしているだけ。

明日の食べ物を心配するどころか、どうやって痩せるかを考えている。



ラジオ番組に出演すると会場に書いてあったので(土曜日の朝の山カフェという番組)

NHKのラジルラジルで聞いてみた。


小松由香さん、本当にすごい人だ。



私と少し被るところもあった。


彼女もわたしも秋田生まれ。

わたしは本当に生まれただけだけど。


長いこと訪れていないので

あんなに流暢だった秋田弁も下手くそになってしまった。

彼女は秋田で育っている。


学生時代に彼女は本格的な登山部、

わたしは途中で辞めてしまったけれど探検部


しかし、持っている根性とエネルギーが全然違う。



何かを成し遂げる人と凡人の違いとは

こういうことなんだなと実感した。


成し遂げられるエネルギーのある人は

本当に強い。


わたしなんて、生き延びるだけで精一杯。


でも、繰り返しにりなるが、

難民状態の人達からしたらパラダイス。

これじゃあ、ハングリーにならないのかもな。

ぬくぬくし過ぎだから。