雪の山奥のカフェで
思いがけない出会いがあったあと

ふと、
ひとつの記憶がよみがえった。

私が龍とご縁を感じたのは
もっと前のこと。

ある日突然
「ここに行かなきゃいけない」

そんな感覚がして
とある神社を訪れた。

そこには
ふたつのお社があった。

ひとつは大きくて
もうひとつは
ひっそりとした小さなお社。

なぜか私は
その小さなお社の前で

「ああ、ここなんだ」

そんな感覚になった。

はっきり理由が
わかるわけではないけれど

龍神さまが
呼んでくれたのかもしれない

そんなふうに
静かに思った。

あとから知ったのだけれど

その神社の例大祭は
私の誕生日だった。

不思議だけれど
どこかで
ご縁を感じた。

あの日
小さなお社の前で

私は
ひとつの覚悟を
静かに話していた。

まだ形にも
なっていなかった想い。

でも

そのときの言葉が
今につながっている気がする。

誰かの心の声を
そっと言葉にすること。

「こころの通訳」として
歩いていこうと思ったこと。

あの小さなお社で
話したあの日の覚悟が

少しずつ
形になってきている。

龍の導きだったのか
ただの偶然だったのか

それは
わからない。

でも

目に見えない流れの中で
確かに
つながっているものがある。

そんなことを
時々思い出す。

そして今日も

誰かの心の声を
そっと言葉にしています。