記念にプロのカメラマンに撮影してもらうウェディングフォト。


これは、なかなか小っ恥ずかしい思いでいっぱいだった。


カメラマンさんが細かく指示を出してくださるのだが、


夫と見つめあったり


手を繋いで歩いたり


抱き合って見つめあったり


それはもう、人様の前で恥ずかしいことこの上ない。


けれど、ここは外国。


私はせっかくだから、役者になりきってやろうと思ったが、うまくいっていたかはわからない。


夫は、変な汗が出てくるみたいだった。


撮影が終わって


海辺で待つ家族の元へ


食事はないが、プチパーティ


記憶にあるのは


シャンパンを開けるときのコルクを


姪が追いかけているところ。


みんなで乾杯して


ひとしきりしてから


解散。


この後は、実家家族と私と夫で


少しだけ離れた場所にあるところで観光の予定だ。


挙式は、無事に終わった。


心の底には、漠然とした不安を抱えていたが


一つ終わった。