私の母は、子供に手をかけない、気をかけない人でした。


小1になって、いきなり


洗濯物は自分でやりなさい。


で、当時は二層式洗濯機なるものを使っていたんですが


普段着も体操服も下着も全部


自分で洗うことになりました。


使い方も教えてくれなかったし


洗剤の量も適当。


柔軟剤との違いも漂白剤を使えば黄ばみがとれるなんてことも全くわからないまま、洗濯機を使ってました。


毎日洗うのも面倒で、すんごく溜めてから洗いまくってた記憶があります。


洗うのが遅くって、湿った服や体操服着てた記憶もあります。



お部屋の掃除や片付けなんて


やり方わかりません。


散らかり放題。


母も掃除や片付けは苦手のようで


冷蔵庫には腐った野菜もあったし


棚には消費期限が切れた調味料がたくさんほこりかぶってました。


もちろん、学校の準備物なんてどっちらけーだったので、私は忘れ物チャンピオンの称号をいただいたわけですが


生活リズムって、本当に大事って


実際に子供ができて、育ててみてわかりました。


放任主義にも程があるんだな。


私は自分では出来ないことも気にしてませんでした。


ぼーっとした子だったんでしょうね。


いつぞや、母が私に言ったことがありました。


あんたの育て方間違えた



もう成人まじかでしたけど


今更言われても


そう思いましたが、



どんなに一生懸命育ててもらっても、それを理解する気持ちや能力が乏しいと、悪あがきになってしまうのかもしれないし。


私には、感謝の念や何かをやり遂げる気持ちって全くなかったような気がします。