ドキュメンタリー映画をみてきました(10月15日)
今日は病院に行ったついでに、映画を見てきました。特別料金2300円で障害者割引も効かないということで、ちょっと高かったのですが、見てきて良かったです。その映画がこれBecoming Led Zeppelin(邦題:レッド・ツェッペリン:ビカミング)です。あえて英語原題の方を出してきたのは、こっちの方が、映画の内容を良く表現していると思ったからです。まさに、何者でもなかった20代の若者達が「レッドツェッペリンになる」までを描いた映画でした。正確には、デビュー前から、レッドツェッペリンⅡまでのドキュメンタリーですが、Ⅱでツェッペリンの音楽が確立されたとも言えるので、妥当なところでしょう。内容は素晴らしかったです。今まで見たことがない貴重なライブ映像をたくさん見ることができました。それも、部分的ではなく、1曲1曲をフル尺で見せてくれたのが良かったですね。まさにレッドツェッペリンの音楽に没入できました。やはりツェッペリンはライブが素晴らしいですね。特に即興演奏のレベルは現代のミュージシャンには真似できないレベルにあります。現代の曲はきっちりと作りすぎていて、ライブでは例えばドリームシアターなどがそうですが、ライブでもきっちりとCDそのままの演奏をすることが多いです。それはそれでとても素晴らしいのですが、私は60年代の即興演奏が好きですね。曲に即興演奏を許容できる余白があるからこそできることなのだと思います。特にツェッペリンの他とは違うところは、ボーカルが即興演奏に参加できることだと思います。ジョン・ポール・ジョーンズのベースとボンゾ(ジョン・ボーナム)のドラムが作るグルーブに乗って、ロバート・プラントの声とジミー・ペイジのギターが交錯するところは見ていて官能的ですらあります。バンドをアルバム全体で売り出し、シングルカットをしないというのも素晴らしいと思いました。当時、アメリカのFM曲では、アルバム全曲を流すのが流行っていたらしいです。「胸いっぱいの愛を」をシングルカットさせないために中間部分にテルミンなどを盛り込んだサイケデリックな演奏を入れた、というのも初めて知りました。(その分、この曲はコピーバンド泣かせですが(笑))(ちなみに、私はこの曲のライブ映像でテルミンを知り、一時期はまっていました)あと、印象に残ったのは、攻めた字幕です。全曲、和訳が字幕になっていたのですが、その内容がかなり攻めていました。CDに入っている歌詞カードと和訳は無難なものが多いのですが、この映画は違いました。詳細までは覚えてないですが、要するにエロティックでした(笑)初期の作品は男女の恋愛ものの歌が多いので、そういう歌詞が多いのですが、特に、「胸いっぱいの愛を(Whole Lotta Love)」など、ロマンティックな邦題がついていますが、実は中身はかなりセクシャルな内容です。参考までに英詩を以下に載せます。You need coolin',Baby, I'm not foolin',I'm gonna send you back to schoolin',Way down inside honey, you need it,I'm gonna give you my love,I'm gonna give you my love.Wanna Whole Lotta LoveWanna Whole Lotta LoveWanna Whole Lotta LoveWanna Whole Lotta Love※wanna=want to※Lotta=a lot ofYou've been learnin',baby, I've been yearnin',All them good times, baby,baby, I've been yearnin',Way, way down inside honey, you need it,I'm gonna give you my love...I'm gonna give you my love.Wanna Whole Lotta LoveWanna Whole Lotta LoveWanna Whole Lotta LoveWanna Whole Lotta LoveYou've been coolin',baby, I've been droolin',All the good timesI've been misusin',Way, way down inside,I'm gonna give you my love,I'm gonna give youevery inch of my love,Gonna give you my love.Wanna Whole Lotta LoveWanna Whole Lotta LoveWanna Whole Lotta LoveWanna Whole Lotta LoveWay down inside...woman... You need... love.Shake for me, girl.I wanna be your backdoor man.Keep it coolin', baby.※backdoor man=間男=不倫相手英語ネイティブの人々には意味がわかるんでしょうね。まさに20代の有り余るエネルギーを直接表現した歌詞だと思います。ちなみに「胸いっぱいの愛を」はセカンドアルバムの1曲目で印象的なリフが非常に格好いい曲です。ご存じない方も一度是非聴いてみてください。レッド・ツェッペリンII<2014リマスター/デラックス・エディション> - レッド・ツェッペリンAmazon(アマゾン)また、レッドツェッペリンのライブをみたい方はバンド絶頂期の以下のDVDがお勧めです。変なイメージ映像が挟み込まれていますが、演奏自体は凄く素晴らしいです。レッド・ツェッペリン 永遠の詩 (狂熱のライヴ) 国内盤Amazon(アマゾン)観客の入りはイマイチでしたが(平日の午後だから当然か)、非常に満足のいく映画でした。DVDが出たらまた見たいですね。