お礼を言いたくて(線維筋痛症) | 花鳥風月 パステル·点描アート葉川ともこの闘病うらら

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いつでも心には灯火が。
自分と人を暖め進む道を照らしてる。

 1ヶ月間の入院中に、キャンセルしていた持病の通院を再開しました。

8年前からお世話になっている主治医です。

他院で受けたガン告知の報告と一緒に、こちらの先生には改めてお礼の気持ちを伝えたかったのです。

当時、医療難民のようなことをしていて助けて下さる先生を見つけたからです。




線維筋痛症という病で、自分で調べた当時の記事には、医療関係者の国内認知度20%とありました。

簡単に説明すると、神経は冷たい・かゆい・何かに触れているなど、あらゆることを電気信号を送ることで体内外の情報を伝えているわけですが

この信号が出過ぎるためにあらゆる感覚を痛みとして認識してしまうというものです。

予想はつくかと思いますが、これって血液検査にもレントゲンにも出るものではないのですよね(^-^;

「整体へ行け!」「ウツじゃない?」「死ぬような病気じゃかいから」まあ、色々言われました。

でもね、そのままでは生きて行くのは困難な全身痛なんですよ(ーー;)




8年たった今は様相も変わりました。

自殺者が出ることから国内でも研究されるようになり、医療関係者による日本線維筋痛症学会、患者や家族によるNPO法人の線維筋痛症友の会なども作られました。

診てくれる病院も増えたし。少し前にレディ・ガガがカミングアウトしていましたね。それで知った方もいらっしゃるかな(^^)

今のガンの主治医も知っていました。




そして、8年前のあの時 "初めに先生に助けていただいたんだ" ということを伝えられました。

「いえいえ」と言いながら、先生もちょこっとプライベートの話しもして下さいましたよ。

ガンの痛みと一緒に筋痛症の痛みも引き出されてしまうので、それに合わせて薬も処方してくれました。

いつもの診察始めや終りの挨拶とはちがう気持ちが、少しでも伝えられて良かったです(*´-`)