風呂場から上がる二つ子サッシ戸を自分で開けて閉めて出ていく

6月も半ばを過ぎ、東京もむしむし、ジメジメした日が続いている。暑がりやのチビたちは、家の中ではパンツやオムツにシャツ一枚の姿で走り回っていることが多くなってきた。特に寝室では、夏物のパジャマですら暑がって、なかなか寝付けないらしく、ベッドの上をいつまでもゴロゴロと転がっている。

毎晩の入浴も、暑がってすぐに出ていこうとする。
「ダメダメ、今日は頭を洗うんだから…」
と言って呼び止める。でも、洗髪嫌いの兄ちゃんには逆効果だったか、
「ちょっと涼んでくる!」
と言ったきり、逃走した。すると、昨夜は、下の娘まで兄ちゃんの後を追って、風呂場の重いサッシ戸を自分で開け、ピシッと閉めて出て行ってしまった。

チビたちがいなくなり、久しぶりに静かな風呂で、ちょっぴり感慨に浸っていた。これまでは、少なくとも下の娘は、入浴が終わると、大きな声で、
「ママ~」
と呼び、脱衣場でバスタオルと一緒に娘をママに引き渡してきた。でも、今日は1人で出て行った…。
(また、少し手がかからなくなったか…)
そんなところだ。

遅れて風呂から上がると、エアコンの入ったリビングでチビたちは素っ裸のまま遊んでいる。
「ほら、ちゃんとパンツをはいて…」
と声をかけても、馬耳東風。しかたなく、兄ちゃんには、
「ちんちんをちょん切るぞ!」
と脅し、娘はオムツを持って追いかけた。娘はキャッキャとはしゃいで、リビング中をいつまでも逃げ回っていた。