リュッケベーカリーさん(山口県岩国市中華料理花鳥風月) | 山口県岩国市 中華料理 Chinese Dining 花鳥風月 のブログ

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さて

今日はこんな話しです


道で霊柩車を見かけたとき、

あなたはどうしていますか?

お盆も近づき、

故人やご先祖様に思いを

馳せる機会が増える時期になりましたね。

みなさんは、街中で

ふと「霊柩車」を見かけたとき、

どんな行動をとりますか?

「親指を隠す」という幼い頃の記憶

昭和や平成の子供時代、

こんなおまじないのような

話を聞いたことはありませんか?



「霊柩車を見たら、親指を隠しなさい」


「親指を隠さないと、親の死に目に会えない」

「親指の爪の間から、

   死者の魂や邪気が入ってくる」


そんな理由を聞かされ、

幼かった私は霊柩車を見かけるたび、

慌てて拳の中に親指を

ぎゅっと握りしめて隠すような子供でした。

死を「恐ろしいもの」

「忌むべきもの」として捉え、

遠ざけようとしていたのだと思います。

今思えば懐かしい記憶ですが、

最近ではこうしたおまじないをする

子供たちも減ってきたかもしれません。


ある住職さんから教わった

「合掌」の意味

そんな

子供だった私に、ある転機がありました。

幼い頃、

あるお寺の住職さんとお話しする

機会があったのです。

親指を隠そうとする私に、

住職さんは静かにこう教えてくださいました。


「親指を隠すのではなく、

    手と手を合わせて、合掌しなさい」



その言葉に、胸がハッとしました。

死を「不吉なもの」「怖いもの」として

遠ざけるのではなく、

一人の人間が全うした人生の終わりとして、

尊いものとして向き合う。

その姿勢こそが大切なのだと

教えていただいたのです。

一つの人生は、唯一無二の物語

私たちが生き、

そしていつか死を迎えること。

それは、誰にとっても一度きりの、

誇り高く尊い出来事の積み重ねです。

見知らぬ誰かであっても、

その霊柩車に乗っている方には、

かけがえのない人生があり、

家族や大切な人との

思い出があったはずです。

だからこそ、

私は死を忌避するのではなく、

「一人の人間が生きた証」に対して、

静かに手を合わせ、

敬意をもって向き合いたいと思うのです。

尊い人生の終着点に、

そっと手を合わせる

世の中にはさまざまな宗教があり、

死に対する考え方も人それぞれです。

けれど、

「一人の人間が歩んだ人生は

    唯一無二であり、尊いものである」と

いう思いは、きっと誰もが

心の中に

持っているものではないでしょうか。

もし次に、

道で霊柩車やお見送りの列を

見かけることがあれば――。

忌み嫌って目を背けるのではなく、

心の中でそっと手を合わせ、

「お疲れ様でした。どうか安らかに」


一人の旅立ちを

見送ってみてはいかがでしょうか。

お盆を迎えるこの季節、

ふとそんなことを考えました。


共感して頂けるのなら

合掌していてはいかがでしょうか?