期間限定の紹興酒が入荷しました
紹興酒「女兒紅(じょじこう)」の魅力
紹興酒の中でも
非常にドラマチックな
バックグラウンドを持つ
「女兒紅(ニュー・アー・ホン)」ですね。
8年熟成の美しいボトルです
その名前には中国の古い素敵な
習慣が隠されています。
読み進めるうちに、
きっと一口飲みたくなるはずです。
1. 「娘が生まれたら埋める」という
ロマンチックな由来
「女兒紅」という名前は、
直訳すると**「娘の紅(あか)」**。
かつて中国の紹興地方では、
家に女の子が生まれると、
父親が上質な紹興酒を仕込み、
それをカメに入れて土の中に埋めるという
習慣がありました。
• いつ掘り出すのか?
それは、その娘が成長し、
**お嫁に行く「結婚式の日」**です。
• 名前に込められた意味
十数年、あるいは数十年もの間、
娘の成長と共に土の中で熟成されたお酒は、
結婚披露宴で親族や友人に振る舞われます。
花嫁が身にまとう赤い衣装と、
めでたい席を彩るこのお酒を重ねて
「女兒紅」と呼ぶようになったのです。
まさに、「親の深い愛情」が詰まった
タイムカプセルのようなお酒なんですね。
2. 味の「うんちく」と楽しみ方
写真のボトルは「8年熟成」です。
紹興酒は熟成期間が長くなるほど、
アルコールの角が取れ、
味がまろやかで深みが増します。
• 味わいの特徴
8年ものになると、
紹興酒特有の酸味や渋みが落ち着き、
カラメルのような濃厚なコクと、
熟したドライフルーツのような芳醇な香りが
際立ちます。
• おすすめの飲み方
• 常温(ストレート):
香りを楽しみたいなら一番のオススメ。
グラスに注いで少し置くと、
香りがより開きます。
• ロック:
少し重たいと感じる場合は、
氷をひとつ入れてみてください。
• 温める:
35〜40度くらい(人肌より少し温かい程度)に
温めると、旨味がふくらみ、
体がポカポカと温まります。
豆知識:
ザラメは入れるべき?
日本では
よくザラメ(砂糖)を入れて飲みますが、
これは昔、質の悪い紹興酒が
輸入されていた頃に、飲みにくさを
消すために始まった習慣と言われています。
この「女兒紅 8年」のような質の高い
お酒は、まずは何も入れずに
そのままの旨味を味わってみるのが
通の楽しみ方です。
「娘の幸せを願って土に埋めた父親」の
気持ちに想いを馳せながら飲む一杯は、
また格別な味わいになるはずです。
今夜、ゆっくりと
グラスに注いでみてはいかがでしょうか?


