今週は1重賞のみ。
1重賞だとそれだけに集中出来るので良いですね。
クイーンSはそう大荒れするレースではありませんが、
洋芝巧者が時として穴を空けるだけに、洋芝巧者の扱いには
注意が必要です。
それでは登録段階ですが、各馬を見ていきます。
アイムユアーズ
距離の問題だけでしょう。
今年の3歳牝馬路線でも明らかに適距離ではないオークスでも
あれだけの力を見せた以上、期待十分です。
父ファルブラヴなので、本質的にはマイル以下の距離が
合っていると思いますが、母父エルコンドルパサーがうまく
距離の融通を利かしているのでしょう。
洋芝巧者、ハンデ52kgも絶好。休み明けのポカさえなければ
最有力候補です。
アニメイトバイオ
前走七夕賞で変わってくる事を期待したのですが、
特に見せ場のない競馬。
昨年3着に来ましたが、どうも堪えているハンデ55kgと
買い材料は特にありません。
エリンコート
前走マーメイドSでは勝ち馬＆50kg軽量の2頭には離されましたが、
56kgという酷量を背負わされていた割には最後も折れずに走っていましたし
よく頑張っていますし、復調ムードが出ています。
人気にもよりますが、ここら辺りでそろそろがあっても？
オメガブルーライン
さすがに登録だけだと思いますが、洋芝実績もなく、
明らかな格下で別定55kgはいくらなんでも厳しすぎます。
オールザットジャズ
ヴィクトリアマイルは大敗でしたが、本質的に中距離のタフなレース
でこそ本領を発揮するタイプ。マイルでは脚を溜める事も出来ず明らかに
不向きと見えて参考外で良いでしょう。
今回は、力のいるタフなコースですが、再度このクラスならば
見直し出来ます。中山牝馬Sの内容は秀逸で、相当なレベルになければ
出来ない芸当だと思います。
コスモネモシン
小回りの重い芝適性はこの中でも群を抜いていると見ます。
とにかく昨年の札幌記念の内容は相当強い内容で、
あの小回りコースを最後方ポツンから、強引なマクリで4着まで
押し上げる辺り、洋芝適正、小回り適正は相当な物です。
今回も恐らく不当に人気が落ちるでしょうから、狙い目十分です。
サンキューアスク
1000万下勝ち上がりですが、51kgのハンデに加えて
重賞実績もあり、重い馬場適性は父シンボリクリスエスなので
問題なし。フラワーCでの最速上がりはオメガハートランドと同じで、
間違いなく力はあるので、一発は合っても驚けません。
シースナイプ
京都での実績が多く、更に上がりの勝負に強い印象なので、
明らかに札幌や函館の洋芝小回りコースは向かなそうな印象ですが、
父はパワー持続力型ロベルト系のグラスワンダーですし、
母母父にサドラーズウェルズが入っており、パワーやスタミナも
問題ないはずです。前走も外枠発走から押して出て行きながら、
後方の馬と遜色ない上がりを阪神2000mで見せており、
人気がなければ面白いかもしれません。
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