待ちに待った
村上康成さん初の児童文学
読み始める前は
村上さんの絵が見られないのは
物足りないかも…と思っていたけど
読み出したらびっくり
文章から絵が見えてくる
まるで絵本を読んでいるような
不思議な感覚でした。
そして…
『黄色い竜』ということは
『かいじゅうのうろこ』みたいな
ファンタジー小説かな。
グワァッ!と湖から竜が
出てくるかも〜ワクワク
竜好きでもある私。
30年近いファンとしての脳を
駆使して『村上康成の描く竜』を
妄想していました
が!
「そうきたか…」と
ひょいっとなんのてらいもなく
「黄色い竜」って言葉が出てきて。
えっ!
ちょっと待て!
竜、いなかったじゃん!
ええっ!◯◯!
この間1秒程度。
一応、伏せておきます。
そ、想像を超えた竜の出現。
してやられた感。
推理小説だったら予想外過ぎる犯人!
でも、
そこがまた嬉しいみたいな。
子どもたちのイキイキした
元気な姿もすべてが心地よく
最初から最後まで
静かな時間が流れる物語でした!
夏休みにご家族みんなで
ぜひぜひご一読くださいね