2023年10月23日現在の相場短観
今回は最近の相場の大きなテーマである「イスラエル情勢」と「米長期金利」を中心に、相場全体を見ていきたいと思います。
まず、イスラエル情勢についてです。現在、イスラエル情勢は膠着状態に入った印象があり、以前に比べて「中東戦争への拡大」の可能性は低くなっています。アメリカや欧州はイスラエルを支持していますが、中東での戦闘が拡大すれば原油価格が上昇し、それがインフレを進行させる可能性があるため、アメリカはイスラエルに対してガザへの侵攻を先延ばしするよう要請しているとの報道もあります。同時に、ハマスもアメリカ人の人質を解放するなどの動きが見られています。ガザ地区にはハマスとは無関係の市民も多く住んでおり、イスラエルがガザに地上侵攻する場合、国際的な非難が高まる可能性があります。
そのため、どの陣営も「どのように事態を収拾するか」を考えていると考えられます。
今後の展望は予測が難しいですが、最も楽観的なシナリオは、国際的な圧力の下で停戦が実現し、人質の解放やハマスの指導者の排除を大義名分として、戦闘が終結することです。一方、最も悲観的なシナリオは、国際的な反対にもかかわらず、イスラエルがガザに侵攻し、その後の展開がイランの行動に依存する可能性です。イスラエルは過去にも国際的な反対を押し切ることがある国であるため、どちらのシナリオも考えられます。
もうひとつの重要な要素である米長期金利についてです。先週、米長期金利は一時的に5%を超え、現在も5%の近くにあります。これには、アメリカのインフレが持続しているために、米国経済が引き締めサイクルを続ける可能性が高いことや、財政赤字の拡大に伴って国債の発行量が増加していること、さらにはイスラエル情勢による原油高騰リスクが影響しています。
金利の上昇は、今年前半に発生したシリコンバレー銀行の破綻からの金融危機の原因でもあり、現在の状況では「金融危機が再び発生する可能性」も考えられます。
為替市場においては、一般的には長期金利の上昇がドル円の上昇要因となりますが、金融危機の再発などが起きると、逆に「金融緩和期待からのドル円の下落」が起こる可能性もあるため、ドル円については現在150円前後で横ばいが続いていますが、年末に向けて再び動きがあるかもしれません。
USD/JPY buy 149.841 - 149.906 65,000円
USD/JPY buy 149.916 - 149.948 32,000円
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■月間成績
■2021年
4月合計 38.5pips 385,000円
5月合計 49.1pips 491,000円
6月合計 32.7pips 327,000円
7月合計 56.9pips 569,000円
8月合計 44.9pips 449,000円
9月合計 147pips 1,470,000円
10月合計 186pips 1,860,000円
11月合計 162pips 1,620,000円
12月合計 164pips 1,640,000円
■2022年
1月合計 177pips 1,770,000円
2月合計 190pips 1,900,000円
3月合計 260pips 2,600,000円
4月合計 268pips 2,680,000円
5月合計 233pips 2,330,000円
6月合計 324pips 3,240,000円
7月合計 262pips 2,620,000円
8月合計 276pips 2,760,000円
9月合計 242pips 2,420,000円
10月合計 255pips 2,550,000円
11月合計 288pips 2,880,000円
12月合計 299pips 2,990,000円
■2023年
1月合計 265pips 2,650,000円
2月合計 247pips 2,470,000円
3月合計 139pips 1,390,000円
4月合計 147pips 1,470,000円
5月合計 98pips 980,000円
6月合計 237pips 2,370,000円
7月合計 342pips 3,420,000円
8月合計 314pips 3,145,900円
9月合計 222pips 2,221,000円
10月合計 170pips 1,702,000円
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