秘密保持契約書ってなんやろか? | TsucKinseyのブログ

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月島在住。おばはんです。

twitterで先日、秘密保持契約書の話題がちらほら出ていました

私自身は経済産業省のひな形をありがたく活用しております

 

営業秘密~営業秘密を守り活用する~

https://www.meti.go.jp/policy/economy/chizai/chiteki/trade-secret.html#handbook

の中の 秘密情報の保護ハンドブック の 参考資料2 各種契約書等の参考例 にあります

 

もちろんちょこちょこアレンジしてますけどね

 

秘密保持契約書なんて、業界・業種によってある程度変わるでしょ

何のために契約書を結ぶのか?

どんな情報を保護したいのか?

どんな情報をどのように活用したいのか?

どんな情報が結局最後には出て行くのか?

 

例1

大きな会社が別の大きな会社と業務提携・合併などを検討する場合

うん、そもそも秘密保持契約書の存在自体も世間にばれたくないですよね

そんなときは、秘密保持契約書の存在自体も秘密情報に含めなければなりません

しかし、顧客に見積もりを出す際に他社と組む場合、そこまででもないよね?

顧客にはすぐに言うわけだし

どこと組んでやります、というのがアピールポイントだし

案件が工事の場合、受注して施工する時には世間に言うしね(施工体制台帳に載ったりする)

組んだ他社さんには、うちの同業と組むのをやめてもらわなきゃいけないしね

 

例2

先日お客さんからどこぞの本からコピーした秘密保持契約書が回ってきましたが、

秘密情報を複写・複製することは不可になってました

うん、ありえまへん

この条項は企業/債権の買収とかで、資料の閲覧はいいけど複写はダメ、みたいなそんなときじゃないの?

この案件は技術的な話でありまして

複写できないと意味が無いわけですわ

技術的なことを検討するときに、お互いにもらったCADからコピペして自社の図面に載せるとかするよね?

ってことです