加藤和樹「Kazuki Kato Concert Tour 2024 ~Respection~」に参戦しました。


先月から始まった怒涛のライブ3シリーズも、ついにファイナル!
カバー曲で構成した公演。
持ち歌はアンコールのみ。

当初は夜だけ行く予定だったけど、せっかくなので昼と夜2回行ってきた。

昼の部はカメラが入っていた。
(夜の終演後に衛星劇場でのオンエアが発表された)
通路の前、かつ、隣の2席が空席(位置的に関係者用だったのかも)で、広々としていた。

対して、夜は前列センター。
生声が聞こえる位置(シアワセ❣️)。

昼のほうが冷静に歌ってて、夜ははっちゃけたねー!って感じ(より感情的な歌い方だった)。

シンクロライトが思い出したように光るから、その度にビビった💦

以下はセトリと、だいたいのトーク(昼夜ごちゃまぜ)。

【セトリ】昼の部・夜の部共通
 ※()はオリジナル歌唱者
M-1 接吻(Original Love)
 ここから2曲目のベースの繋ぎがカッコよかった!
M-2 ワインレッドの心(安全地帯)
M-3 カサブランカ・ダンディ(沢田研二)
M-4 メロディー(玉置浩二)
〈MC〉
最近暑いね。熱中症に気をつけて水分補給してね。
Respection、初めて来た人?
加藤和樹のライブ、初めて来た人?
 (昼も夜もチラホラいた) 
今日はカバー曲中心だから…いつもはもっと暴れてるんだけどね。

M-5 Another Orion(藤井フミヤ)
M-6 366日(HY)
 夜の部は感極まって涙ぐんでいた。アウトロで下を向いて、次の曲のために感情を戻していたのが印象的。
M-7 青空(ザ・ブルーハーツ)
M-8 スパークル(RADWIMPS)
 最後に左手を広げて前に伸ばすしぐさが、なんか切なかった…。
〈MC〉
昔の歌は言葉が直接的。
ミュージカルだと「歌はセリフだから歌わないで」って言われる…歌なのにね!(一人ツッコミ)
うまく歌いたいって思っちゃうけど、人に届くように歌いたい。
今日こんな真面目な話するつもりじゃなかったんだけど…いや真面目にやってるんだけど!(一人ツッコミ②)
この間のCDKKでも自分の昔の歌を歌ったけど、今と昔で感じるものが違うと思った。
ここから女性の歌を…。

M-9 ハナミズキ(一青窈)
M-10 さよなら大好きな人(花*花)
M-11 瑠璃色の地球(松田聖子)
〈MC〉
女性の歌は、キーを変えると違う歌に聞こえたりするから難しい。
「さよなら大好きな人」は、悲しい別れの歌だと思っていたけど、実は前向きで、前に進もうとする歌。
時には思い出して泣いてしまうこともあるかもしれないけど…僕にもあるけど…季節によってはそんなこともあったりするけど(え、あるんだ?😮)。
しっとりした曲が続いたんで、ここからは明るい曲を…いや今までが明るくなかったわけじゃないんだけど!(一人ツッコミ③)

M-12 全力少年(スキマスイッチ)
M-13 ギャランドゥ(西城秀樹)
 最初にジャケットを脱ぎ捨てる。
 色気すごい。ベルトのバックルに手をやるの、セクシー過ぎる…。
M-14 DESIRE -情熱-(中森明菜)
 こんなカッコイイDESIRE、本人以外で初めて見た。
〈MC〉
DESIREは、女の人がカッコよく歌うのが良いんだろうけど…(いやいや、男性でこんなにキメる人、他にいる?!🙄)
「最後は、このRespectionにふさわしい歌を」と曲紹介。

M-15 歌うたいのバラッド(斉藤和義)

Encore
【コントコーナー(昼の部)】
もっちーさん、ギター持ってくる代わりにサイババのコスプレで登場。
和樹さんの手に正体不明の粉をまく。
「え!何これ?」
(袖から)「ベビーパウダー!」
「え、(ギターが)滑るんだけど!」
「サイババって分かる?分かる人?」
(半分くらい)
「分からない人?」
(ちらほら)
「分からない人もいるじゃん!」

【コントコーナー(夜の部)】
もっちーさん、井上陽水のコスプレでアコギを持って登場(頭はサイババのカツラを再利用)。
♪少年時代 を口パクするもっちーさんの背後に隠れて、陽水さんの声真似して歌う和樹さん(なんとなく似てた)。
 「弾くの、アコギじゃないし!」
(エレキを取りに袖へ…🎸持って出てきたのは同じカツラにサングラス😎のGUNちゃん)
和「かぶせなくて良いから!そのサングラス、目が小さくなる🤣」
G「……」(地声の小声)
和「小声で…何?」(マイク🎤を向ける)
G「探偵物語!」(GUNちゃんは井上陽水ではなく、松田優作)

〈EncoreのMC〉
ここから僕の予定を少しお話します。
大したことじゃないんだけど…7月、8月に夏休み取ります!
心配してくれる人もいるから。

プラネタリウムのリハはもう終わってます。
音楽に映像を合わせるから、早めにフッキーと二人でやって渡してあります。
あとは直前に音源を聞いて思い出します。
まだ言えない予定もあります。
今後の情報は公式のツイッター…じゃなくって!いつも間違えちゃう…X?…Xを参照ください。

M-22 ReTaker
M-23 Twenty Flight Rock
M-22 Shake Body!
 昼夜とも、客席に降りて通路で歌ってシャウト!🎉
 昼は上手から降りて、夜は下手から降りた。
〈MC〉
みんな、推し活してる?(今だよ!)

M-23 マシマシ Love Call
 指ハート♥が炸裂!

(マイクオフで)「あー、終っちゃう!」
〈退場〉

追記:
「歌をうまく歌いたいと思っちゃう」のところ、想像だけど、加藤和樹さんは器用で何でも出来ちゃう人。
何でも及第点でこなせて(普通はそれで十分なんだけど)、でも、100点超えて出来る物が無いことがコンプレックスだったんだと思う。
おそらく周りには、歌えないけどダンスは200点レベルとか、踊れないけど歌は200点とか、そういう何か1つ突出した物を持ってる人たちがワンサカいて、自分にはそう言えるものが無いことが懸念になっていたのかな、と。

一方で、歌も芝居も100点以上を出したい、という想いがあって、そのためにずっと努力して、ようやく近年、それが形になりつつある、そんな時期に来ているのかな、と感じた。
たぶんここから10年、ちょうど40代が一番勢いも実力も乗って素晴らしい時期になると思う。
良い作品に出会ってほしいと心から願う。

でもね、本当の勝負は、実はこの後やってくるよ。
福井晶一さんが50代になられてレミゼを卒業したように、今まで出来た役が出来なくなる。
その時、もう一度苦悩するんじゃないかな…。
そんなときもどうか、新しい道を見出してほしいと思う。