ティーファクトリー「ヘルマン」を観に行きました。
これは…ヘルマン・ヘッセの作品を読んでいる人は、より楽しめると思う。
(残念ながら私は読んだ記憶がなく…)
予習というか、予備知識があると良いのだろうな…。
"象徴的な表現で、ヘルマン・ヘッセの作品を巡る旅"
老年になったヘルマンの、現実と、頭の中と、書いてきた物語の世界が交差する。
ヘルマンの物語の主要な人物が次々と登場する。読んだことがあればイメージしやすいのだと思う。
開演前。
ステージ上には何も無い。
奥の壁に扉と窓。
床にはデカイ踏み台みたいなものが2つ。
下手に肘掛け椅子一つ。
インバル・ピントのねじまき鳥と、木ノ下歌舞伎の桜姫東文章みたいな世界。
セリフと身体表現で展開する。
独特の世界。
ヘルマンは左手だけに黒手袋。
コロス的なキャストは白塗りの舞踏集団。
最後はヘルマン・ヘッセの受賞スピーチが行われ、少年時代に握りつぶした孔雀が現れて終わる。
孔雀は、彼の過ちの象徴だと思うのだが、生涯を暗示するのがそれというのは、ヘルマンは後悔とともに人生を終えたのだろうか…?
月🌕から眼👁で始まり、口👄から月🌕で終わる…。
構成・演出∶#川村毅 さん
出演∶#麿赤兒 さん #大空ゆうひ さん #横井翔二郎 さん #鶴家一仁 さん #村井友映 さん #朝田百合子 さん #キクチカンキ さん
#灘波愛 さん #小林彩 さん #和田華子 さん #村松えり さん #笠木誠 さん
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