【2023.12.9 昼公演】
舞台「ジャンヌ・ダルク」(4回目)を観に行きました。
12/4から休演していた深水元基さんが今日から復帰。
ジャンヌとの身長差が、なんとも良い。
三國無双の趙雲みたいだなー。
エキストラのマスク着用は継続。
目線や顔の向きの演出が良い。
やっぱり白井さん。役者の一挙手一投足に意味がある。
目立ったところは以下4つほど。
①シノン城でのジャンヌの処女検査。
全員目を伏せて見守り、結果が言い渡されると、みんなの安堵のタメ息にあわせて、囲いの白い布がすーっと下がる。呼吸しているみたい。
②オルレアン到着後、アランソン公がジャンヌに反発して去ったあと、後ろ姿をずっと見送っているレイモン。
「アランソンは捕虜になっていたから、神様を信じる気になれないんだ」
その後のセリフに繋がる。
③レイモンの「神様はなんと言ってるね?」という問いに、兵士たち全員がジャンヌを凝視。この圧に、ジャンヌは本当のことを言えなくなる。
④宗教裁判での「神の恩寵を受けているか?」という質問に、全員が身を乗り出して、ジャンヌの答えを待つ。
ドムレミ村が襲撃されたとき、レイモンは矢で剣と戦っていた。
え?? 細い木 vs 金属?
暗転明けのセリフを出すタイミングが皆とても良い。
サンルー砦を奪取、オーギュスタン砦まで後退したイングランド軍をさらに追い詰めるフランス軍。
「突撃ー!」
客席の中通路にサントライユ、ラ・イール、ジャンヌ、アランソン、レイモン、ケヴィンがずらり。
そして、ステージ近くでアランソン公は剣を高く掲げた。その剣先がキラリと光る。
よく見ないとわからないけど、シャルルはけっこう泣いている。
ジャンヌが囚われた後の宮廷のシーン。
身代金を払わないと決めた時。
【推し情報追加❣️】
フランス軍のパリ侵攻のとき、スローモーションになって場面が宮廷に変わり、その後再びパリに戻るタイミングで、福士さんが上手通路を歩いて登場する。
今日はアクシデントが…。
オルレアンの戦いの後、イングランド領のシーン。コーション司教のセリフ。
「ブルゴーニュ公もイングランド王がフランス王になることに賛成している」と言って上手に移動後、「うん…えー…」と完全ストップ。
ジャンヌの話題に入るきっかけ台詞だから、これはツライ。
岡田さん「その娘はどこから来たのか」
福士さん「…」(小声で聞き取れず)
と、コーションのセリフを少し出したけど、出てこない。
「オルレアンではジャンヌ・ダルクという一人の女がいまして…」とか出せたら良かったのかなぁ…🙄
こういう時、小劇場とか劇団でやってきた人は強い気がする。本人の代わりにセリフを言って繋げる猛者がいたりする。
カーテンコールは3回。
Staff
演出∶#白井晃 さん
脚本∶#中島かずき さん(劇団☆新感線)
音楽∶#三宅純 さん
原案・監修∶#佐藤賢一 さん
Cast
#清原果耶 さん #小関裕太 さん #福士誠治 さん #島村龍乃介 さん #深水元基 さん #山崎紘菜 さん #坪倉由幸 さん(我が家) #野坂弘 さん #ワタナベケイスケ さん #粟野史浩 さん #りょう さん #神保悟志 さん #岡田浩暉 さん #榎木孝明 さん
スウィングキャスト∶#田口太智 さん #竹一穂香 さん #竹内連太郎 さん #渡邊りょう さん
#ジャンヌダルク
#舞台観劇
#観劇記録
実はこの回、私が観た中では一番乱れて、他の人も小さなミスが…。
りょうさんも珍しくセリフを噛んでいたり、アランソン公も「お前はイエス・キリストではないが、女神様だ」→「お前は神様ではないが…」とか、ラ・トレムイユ候も言い直すところがあったりした。
珍しい。