【𝟐𝟎𝟐𝟑.𝟒.𝟐𝟎 夜公演】

PARCO劇場開場50周年記念シリーズ「ラビット・ホール」(2回目)を観に行きました。


2回目にしてようやく、昨年のKAAT版から離れて、客観的に観られた。

今日は後ろ3列くらい黒いシートがかけられていた(販売していない) 。
平日ソワレはお客さんが入らない、というのは本当なのか…。
仕事している身としては、平日ソワレこそ観劇の狙い目なのだけど…🙄

冒頭。
上にぶら下がっていた青いボールが下りてきて、それと入れ違いに、低い位置にあった天井が上がっていく。
階段を落ちて転がって止まるボール。
動きがあるオープニング。

⚠️以下はストーリーの内容に触れています。

第1幕の1シーン目が終わった後の暗転。
キッチンの水道の水を出しっぱなしにしたまま、ベッカがはけていく。
蛇口にスポットが当たり、照明が落ちる。
流れ続ける水は、見えないベッカの涙…?
あるいは、ベッカの心とは裏腹に流れていく時間…?

ジェイソンの「この小説をダニーに捧げる」
捧げるって、こんな使い方をするんだろうか?
自分が轢き殺してしまった相手なのに…?🤔

第2幕。
家を売ろうと、内覧を始めるところからスタート。

ベッカがジェイソンにふるまったレモンスクエア。
前回観たときは、食べようとして落としてしまった😮
今日は上手くいった。

「3マイルくらいスピードオーバーしていたかも」と、ベッカに話すジェイソン。
それをハウイーにも伝えてほしい、と。
でもきっと、ベッカは言わないだろうと思った。
ジェイソンにとっては悔いなのだろうが、夫婦にとってそれは何にもならない…。

ラスト。
二人が手を繋いで立っている。
こ、これは……スリル・ミー😶

「子供は犬を追いかける、犬はリスを追いかける」
そういや、KAAT版ではなぜダニーが道路に飛び出したのかあまり記憶に無かったけど、そういう事だったのか。
ベッカはお母さんに預けた犬のことも「罰を受けてると思ってる」と、犬までも自分を責めてると言っていた。
門を閉めずに出たハウイー、目を離したベッカ、電話をかけてベッカを家に戻したイジー、先に飛び出した犬。
みんな罪悪感で溢れているのが切ない。

最後5枚目の写真は「桜の園」
成河さん、今年またここで公演だ👍

作:デヴィッド・リンゼイ=アベアー
翻訳:#小田島創志 さん
演出:#藤田俊太郎 さん

出演:#宮澤エマ さん #成河 さん #土井ケイト さん #阿部顕嵐 さん/ #山﨑光 さん(ダブルキャスト) #シルビアグラブ さん

#ラビットホール
#舞台観劇
#観劇記録

 

写真はInstagram