さらっと通り過ぎようと思っていた韓屋村だけど
歩いていたら、韓屋の門の前に立つお姉さんに話しかけられました。
1万ウォン(1,000円ちょっと)で、韓屋の中を見学できるとのこと
前回は、通りを歩いただけだったし、楽しそうだったので即決
この韓屋は、長年海外滞在をしていたという持ち主の別荘なのだそうで
地下には、洋風の大きなリビングがあるようなのですが
まず、通りから門をくぐると、中庭があり
正面に母屋、入口脇に客人の部屋という造りになっていました。
縁側から靴を脱いで上がり、正面の居間へ。
ここでしばし、お茶を頂きました。
私たちが来た頃、入れ違いで1組帰られていたので
たぶん、入場人数には制限があるのだろうと思います。
お茶を飲んだら、庭から見て居間の右側の扉を開け、キッチンへ。
目に入った瞬間、想像もしていなかった洋風で機能的な造りに
思わず、2人で「おぉ~!」と感心。
テーブルを照らすライトも、ヨーロッパの作家の作品だそうで
写りが悪くて分かりにくいですが、とても個性的なものでした
韓と洋が、調和した素敵なダイニングでした。
そして、真ん中の居間を通って、逆側のお部屋へ。
ここは、奥様の部屋だそうです。
扉を締めると、障子の韓国伝統文様が、太陽光に浮かび上がります。
シンプルなお部屋です。
押入れの中には、オブジェとしてカラフルなお布団が。
韓国っぽい~
写真にはありませんが、他の押入れの扉のひとつを開けると
奥様の部屋と、その隣にあるお客様の部屋の間に
廊下があり、その脇にバストイレがありました。
タイルも、ブルーで爽やか、そしてキラキラ。
ショールーム的で、使用感がないのもあってか、とても素敵
客間から、「楼」(一番端の部屋)を見ているところです。
客間のテーブルは、螺鈿で美しく高級感あり
板張りの「楼」にあるソファセット。
建物の端にあたるこの部屋の窓は、二面開放になり
高台なので、手前に韓屋の屋根群、遠くに高層ビルの風景が見えます
案内がさくさくと進むのもあって、あっという間に見学を終えましたが
ほんとに素敵な空間でした
一度でいいから、泊まってみたい~!!