久しぶりの投稿になります。

 

2022年12月ごろのことです。

JR東海エクスプレス予約の旅行企画に「サウナ倶楽部」を見つけました。

 

いま料金を見てみると、ビジター会員 5H 12,000円と書かれています。

去年見たときもそんな感じでしたが、JR東海の企画なら3,000円弱で利用できるという事だったので、行ってみることにしました。

 

せっかく新幹線で静岡まで行くので、以前から気になっていた愛鷹山(あしたかやま)をトレランしてからサウナ倶楽部に行くプランにしました。

 

愛鷹山は富士山の南隣に位置します。

太古の昔には富士山よりも高い山だったというような伝説があると聞いたことがあり、一度行って見たいと思っていました。

 

ブルーのところを往復するコースになりました。

黒岳まで行って戻ろうと思っていたのですが、時間がかかり過ぎて断念しました。

 

駐車場の案内板。

 

愛鷹山の最高峰越前岳に向かう途中で撮りました。

 

山頂。

 

かわいいお地蔵様。暖かそうで、なんだかほっこり。

 

黒岳の方に進んだら、富士見台という場所がありました。

昭和13年に発行された50銭紙幣の図案に採用された富士山は、ここ富士見台から撮影されたものだとか。

 

私も富士見台から撮ってみましたが、天気がいまいち。

 

往復4時間17分かかりました。

終盤足が攣って苦しんだとメモしてますね。全く記憶にありませんが・・・

 

サウナ倶楽部に向かう途中「頼朝井戸の森」を見つけたので立ち寄りました。

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の影響です。

 

これが井戸ですね。どう見ても。

 

説明版がありました。

 

iPhoneの機能で文字起こししてみました。

    
頼朝の井戸
建久四年(一一九三)将軍 源頼朝公は、武蔵を天下に誇示し、且亦将兵の士気をも鼓舞せんものと、駿河国藍沢(御殿場地方)から富士野(上井出地方)に亘る広大な富士山の裾野で大規模な巻狩を催した。
吾妻鏡によると、巻狩は建久四年五月八日から六月八日に至る一ヶ月に及んだが、五月八日から十五日まで藍沢(御殿場)で其后は富士野(富士宮上井出)に於て行われたという。
将軍頼朝公は五月八日、直属の北条義時、畠山重忠、三浦義村、和田義盛等、一万一千騎を従えて鎌倉を発し、足柄を越えて藍沢に入り、御宿ー須山ー十里木1富士野と途々狩猫や酒宴に明け暮れたのであるが、参加するもの十五万余騎、将軍の出陣を迎えた諸武将達はその眼前で夫々力の限り数々の大活躍を展開したのであった。
また、藍沢の庄の豪族で深良に而して葛山に居を構えた大森、葛山の一旅も参加し、特に葛山六郎惟重は、五月八日将軍の細宿を承ったことが大森系図に記載されているので葛山館跡の往時の盛事が偲ばれる。
斯くの如く富士の巻狩は空前の壮拳だったので之に因んだロ神や遺蹟は御殿場市から裾野市にかけて或は地名として、或は伝説として数多く遺されている。
瀬朝の井戸も付近の御本陣跡と共に、巻狩の遺跡の一つで往時は巨大な厳間から滾々たる水が小湖をなしていた。
その清別な薄泉を汲んで蘇生の思いだった将軍は、手にした味の椀を池中に沈めて水神に献じたと伝う。
以来、公が心をこめられた朱色の椀が池底に認められる折は天変地異の前兆だったと古老に伝えられた。
平成十五年十二月作成
裾野市

なかなかの精度ではないでしょうか。

 

 

 

 

サウナ倶楽部に着きました。

写真撮影OKということだったので、独りになったときにパシャ。

 

「サウナ→水風呂→休憩」を1セットとして、3セットから4セットくらいできるかな?と思っていたのですが、この施設では「水風呂を最後まで我慢し、すべてのサウナを回って体の芯まで温まってから水風呂に入ってほしい」との事だったので、せっかくなら言われたとおりにしてみようと決めました。

 

まずこの写真のタワー型サウナに入って、次に隣にあったミストサウナに入りました。

お兄さんが「いまからロウリュをやりますがいかがですか?」と声をかけてくれたので、この部屋にまた戻って来ました。

 

通常ロウリュやアウフグースのイベントでは、冒頭で「体調が悪くなった方は途中退出していただいて構いません」という案内があるものですが、ここではなし。

 

ヒートアップしてきたら、若い3人くらいのお客さんが両手万歳のポーズ、ノリノリで声を出しながら熱波を受けています。

 

水風呂に入らず、続けてここへ着た自分は、暑すぎて「やばいかも・・・・早く終わってくれないかな」と不安になってしまいました。

 

なんとか最後まで粘って、外の椅子で休んでいるとき、心臓のバクバクがなかなか収まりませんでした。

アトミクラブ(最近参加できていないけど、一応所属しているランニングクラブ)で、見栄を張って速い人に混じってインターバルをしたときでも、このレベルまで心拍数が上がったことはあったかなとか考えながら、「若い人に交じって調子に乗っていると、場合によっては命を落としかねない」と思い知りました。

 

 

それでも水風呂は我慢して、心拍が落ちつてから次へ進みました。

セルフロウリュができる小さなサウナは居心地が良かったです。

 

写真は撮りませんでしたが、外に薪ストーブのケロサウナがありました。

薪の手入れがされていないのか、温度が低くて残念でした。

 

富士の裾野にあるのですが、富士山が見えないのもがっかり。

 

でも我慢した甲斐があって、水風呂は確かにサイコーでした。

 

遠いので、また来ることもなさそうに思い、奮発してちょっと高いと思ったサウナハットを買いました。

 

 

最近はこれをお供に、近所の銭湯サウナを楽しんでいます。