数週間前のことですが、富士山に登ってきました。

 

調べてみたら今回は6回目の様です。

 

1回目:2011年7月23日(土)【部下と2人】1合目馬返しスタート、8合目太子館宿泊

2回目:2014年7月17日(木)【部下と2人】弾丸登山(もうこりごり) 

3回目:2016年9月10日(土)【単独】富士吉田に前泊、早朝スタート

4回目:2018年9月03日(月)【部下と2人】富士吉田に前泊、早朝スタート

5回目:2021年7月31日(土)【単独】富士吉田に前泊、早朝スタート

6回目:2022年9月11日(日)【単独】富士吉田に前泊、早朝スタート

 

3回目の2016年の記憶がほとんど消えかけていました。

 

 

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自分が書いた去年の記事が役に立ちました。

 

こんな教訓が書いてあり、今回青い字のようにしました。

 

🟥次回のための教訓メモ(自分に向けて)🟥

  1. 無駄なものは極力持って行かない
    → そのようにしたつもりがまだ甘い点があった(後述)
  2. 現代のスマートフォンは電池が持つので1台でOK
    → 自宅についてもまだ20%くらい残っていたので充電器も不要
    → スマホは1台のみにしましたが、充電器はAnkerの最小のものを持参
  3. 予備のバッテリーも不要(重い!)
    → やめた
  4. Sonyのデジカメはバッテリーをフル充電してあったはずなのに、山頂で何故かバッテリー切れになっていて全く使えなかったことを思い出そう!
    → 軽さに魅力を感じて買ったCanon EOS R10は迷ったが持っていった
  5. ハイドレーションは便利だが水を担いで行くのは重いし重心が後ろにずれるよ
    → やめた
  6. 前に付けるソフトフラスクで十分
    → そのつもりで用意していたのに、自宅に2つめの鞄ごと忘れた
    → 足りなくなったら山小屋で補給すれば良いし
    → そのつもりだったが・・・(後述)
  7. 天気予報は有料のサービスも使ってできるだけ詳しくチェックすべし
    → そうすれば、どの程度の装備が必要かわかるはず
    → 有料のサービスに申し込んでチェックした(後述)
  8. 今度はまだ選択したことがない富士宮ルートがいいかも
    → 迷ったが今回は断念
  9. 分かれ道で1分迷って行かなかった、宝永山も一度は行きたいね
    → 行った!(後述)
  10. 日焼け止め忘れずに
    → お陰で首はバッチリ、でも腕に塗り忘れた
  11. 大砂走りに行くなら、しっかりと靴底までカバー出来るタイプにしよう
    → いいのを見つけて買っておいたのがバッチリだった(後述)
 
まずは、天気予報について。
前泊したホテルで確認したときのスクリーンショットがこちら。
 
「厳重に防寒を」と書かれていることもあり、今回も念のため薄手のダウンを持っていきましたが、全く必要ありませんでした。
それどころか、長袖のシャツすら短時間着たのみでした。
 
11日(日)09:00の気温が5°と書いてありますよね。
実際には08:05にGarminに表示されていた気温は20.3°でした。
場所は山頂(正確に言うと剣が峰ではないが、気温はほとんど一緒)です。
 
5°の予報に対して実際が20°になるということをどのように理解したら良いのか、天気予報の知識がなくてよくわかりませんが、次回以降の参考になるかも知れないので、ここに書いておきます。
 
 

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3:45AM スバルライン五合目からスタート(iPhoneで撮影)
去年は4:22AM、30分以上早かったのか。
 
 
3:52AM オリオン座が撮れるか試してみたくなり脚を止めました(iPhone)
iPhoneの夜景モードで、3脚がなくても星座撮れるのですね。
 
 
4:02AM このお堂は去年はなかった気がします(iPhone)
途中で通行止めになっているところがあったので、6合目までのコースが少し去年と違っていたのでしょう。
 
 
4:03AM ヘッドランプを忘れたら明るくなるまで待たなければならなかったな(iPhone)
トレランのつもりで走ったのは、6合目くらいまででした。
 
 
4:32AM 夜景と夜明け前の空(iPhone)
この景色を見られただけで、来た甲斐があると感じました。
 
 
気温と高度を知りたいと思ってGarminの設定を試行錯誤したら、表示させることができることがわかったので、ところどころでiPhoneのメモアプリに音声でメモしました。
 
 
    

4:48 気温16.7°

7合目手前

長袖のシャツを着た

 

 

4:59AM 山中湖と夜明け前の空(iPhone)
気づかないだけで、毎日地球ではこのような美しい景色を見ることができます。
あっ、天気が良ければですけどね。
 
 
5:12AM 静かに夜明けを迎えようとしています(EOS R10)
この写真はEOS R10で撮りました。
色がiPhoneとは大分違いますね。こっちの方が現実に近い気がします。
 
 
5:12AM 向きを変えて山中湖方向(EOS R10)
 
 
5:17AM 赤い鳥居は今年はいまひとつな写真になりました(EOS R10)
 
 
5:21AM あれっ!もう!?と慌ててシャッターを切る(EOS R10)
Garminに「日の出時刻」を表示させていたのですが、たしか5:23と表示されていたと記憶しています。
 
 
5:30AM あっという間に明るくなってきました(EOS R10)
 
 
このあと写真はありませんが、メモが幾つか残っていました。

 

 

 

    

5:37 高度2934m

気温21.7°

暑くなってきたので、長袖シャツを脱いだ

 

 

 

「山開き」の反対語って何だろうと調べてみたら、「山じまい」、「山閉じ」、「山納め」と書いているサイトがありました。
 
「富士吉田ルートの2022年登山期間は7月1日(金)から9月10日(土)まで」という情報は得ていました。
この日は9月11日(日)です。
 
山小屋の営業情報をみたところ、「9月10日(土)まで」と書かれているところが多かったのですが、「9月上旬」と書いているところも幾つかあり、「翌日の日曜日なら登山者もまだいるだろうから、トイレや飲み物の調達は難しくないだろう」と思っていました。
 
ですが、実際には人はいるものの「営業終了」と掲げているところばかりでした。

 

 

    

6:00 太子館でトイレ休憩

マグネシウムスプレーした

 

トイレの不安が高まりつつあるなか、太子館のトイレが使えることがわかり、心の中で手を合わせました。
太子館は初めて富士山に登ったときに宿泊させてもらった山小屋なので、なおさら嬉しかった。
 

 

    

6:24 白雲荘上で座って休憩

ここも売店は販売終了

これまで、どこにも水を買えるところはなし

 

 
6:34AM 8合目 元祖室(がんそむろ)でやっと水が入手できた(iPhone)
 
500mlのソフトフラスク2本を用意していたのですが、なぜか自宅に忘れてきてしまいました。

500mlと330mlのペットボトル各1本持って、「あとは山小屋で買おう」と思っていたのですが、山じまいを甘く見ていました。

 
このノーラベルの水、1本500円ですが、ありがたく買わせていただきました。
アクエリアスとポカリスエットも500円だったので、片方はそうすれば良かったと、山小屋を後にしてから気がつきました。
「水、水、水・・・」とずっと念じてたから、何も考えずに水を買ったのかも。
 
 
    

6:55 富士山ホテル第一で休憩

ここにも水など売っていた

 

 
7:01AM だんだん酸素が足りない感じがしてきました(EOS R10)
 
 
下山する人たちとすれ違うときに、顔が真っ白な人がいました。
舞台などで使うような、白くてツルツルした面を被っているような感じの。
 
その先にも、座り込んでいる小学生低学年くらいの子供がいて、この子も顔が真っ白。
高山病にかかると、顔色が悪くなるのですかね?
ちょっと心配でした。
 
 
7:59AM 頂上は目前です(EOS R10)
 
そうそう。去年の記事に「肺の背中側も膨らませるイメージで深呼吸をしながら登った」と書いていたので、同じようにしたつもりでしたが、いまひとつうまく出来ている感じがしませんでした。
呼吸筋が堅くなっているのかな?などと考えていたら頂上に着いてしまいました。
 
 
 
 
8:01AM いつもの場所で記念撮影(iPhone)
 
自分の写真は富士山に登った時くらいしか撮ることがありません。
 
 
    

8:05 山頂の気温は20.3°

 

 
後編に続く。