おかあさん | 限界の向こう側へ飛んでいけ!

限界の向こう側へ飛んでいけ!

もうダメだ、そんな限界を超えた時に見えてくるものとは・・・



おかあさん


だいすきだよ


でも、ぼくは、おかあさんにきらわれちゃったのかな


やさしかったおかあさん


ぼくのことがきらいになったのは、おとうさんとうまくいかなくなったから?


ごめんね


ぼくが、おかあさんや、おとうさんのいうことを、ちゃんときかなかったからいけないんだね


せっかく、おかあさんや、おとうさんが、たべるものをよういしてくれたのに、ちゃんとたべられなくてごめんなさい


おかあさん


だいすきだよ


おかあさんは、やわらかい


おかあさんは、あったかい


おかあさんは、いろんなことを、ぼくにおしえてくれたね


でも、ちゃんとおぼえられなかった


おかあさん


ごめんなさい


おかあさん


きっと、ぼくがいけないんだね


おかあさん


だんだん、きがとおくなってきたよ


また、ごはんちゃんとたべられなくなっちゃう


おかあさん


ごめんね


おかあさん


だいすきだよ



もういちど


やさしい


おかあさんに


あいたいです


おかあさん


おかあさん



*この物語は、全てフィクションであり、実在する、個人・団体とは、一切、関係はありません。



小説『口笛』執筆完了!是非 #0 プロローグ からお読みください!

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