先日、大阪鶴橋の、焼き肉店街を歩きました。

 

昼間ということもあり、それほど多くありませんが

どこにしようか「店定め」する人がチラホラ。

 

鶴橋は「焼き肉の街」としてのブランドイメージができあがっていいます。

 

つまり焼き肉を食べたい ➡ とりあえず鶴橋に行こう

 

という発想になる人が多いということです。

 

 

横浜でいうこところの

 

中華料理食べたい ➡ 中華街に行こう

 

というような感じです。

 

街としてのブランディングが出来上がっているので

お客さんが集まりやすい

 

すなわち街のイメージによる

吸引力によって焼き肉を食べたい人が集まるということです。

 

しかし、一旦、街にお客さんがきたら、そこから先

どこの店に入るのか・・・となると、今度は個々の戦いが始まります。

 

選ばれる店、選ばれない店・・・・

 

実際、鶴橋の焼き肉店でも、人がたくさん入っている店

 

すかすかの店がありました。

 

客の立場としてもどこを選ぶといいかが難しい。

 

 

そんな時に、ブランディングされて名前が通っている店は

選ばれる理由になるわけですね。

 

数ある焼き肉店の中でも「独自の売り」がある店

 

ある店は、煙がもうもう、それほどきれいではないけれど

安くて、美味いということで人気があります。

 

同じ焼肉というカテゴリーの中でも、微妙なポジショニングによって

集客が大きく違ってくるって面白いですね。

 

ちなみに、とある老舗の名前が通っている焼き肉店は

高いし、最近味が落ちたとかで地元の人は行きません。

 

でも観光客が押し寄せるからそれでも繁盛。

 

街としての集客力が高まると、やっぱり強いですね。

 

 

しかしやはり、正攻法のブランディングで

お客に選ばれる独自の価値をしっかり作り

 

それを伝えることで理想のお客様にきてもらう

ということに取り組むのが王道です。