仏塔古寺十八尊もあと6つ。

先は見えてきたんですけど、やっぱり自宅から遠い札所が残るからね…。


家原寺は、行基菩薩が生まれた家をお寺に造り変えたというのが始まりでして、とても由緒あるお寺なんですね。
奈良の人間だったら、行基という名前は誰でも耳にしたことはある訳で、ましてや寺社巡りを始めたら、行基が生まれたお寺ということで楽しみにする訳ですよ。

でもね…。

家原寺を下調べするとね、あんまり良い話が聞こえてこないんですよね。

ずっと工事してると。
去年の9月の台風は、大阪での被害が大きかったので仕方ないとは思うんですけど…。

本堂の西側にある行基の誕生塚。
なんというかね…。

荒れてんねん。
木でもあれば、また雰囲気違うんでしょうけどね。

誕生塚の隣の開山堂。
石ゴロゴロ置いてあるし。

工事中というか、工事を中断したまま放置されてるような感じ。

放生池の西側なんて更地やで。
お寺の境内にこんな更地なんてある?

ブロ友さんの記事によると、ここ最近ずっとこんな感じらしいんですよ。

御朱印と一緒に由緒書きもいただいたんですが、その中に『南北朝時代以後、何度も荒廃と再建が繰り返された…』とあったんですが、今が荒廃してるんちゃうん!?
この辺りって『家原寺町』っていうんですよ。

そんな立派な歴史あるお寺が荒れてるのって寂しいですよね。

元の姿は知らないんですけど、あるべき姿に戻って欲しいなと思うんです。