ご訪問くださりありがとうございますニコニコ


 転院前日ということで慌ただしく事が進み始めました。

 まず、明日の退院時間。
 ずっと決めてほしいと主治医にお願いしていたのに決まらず困っていましたが、さすがに前日なので看護師さんが動いてくれて決まりました。
 これで一安心です。
 時間外に退院するので支払方法の説明があったようです(母が聞きました)。

 転院前最後の血液検査です。
 転院に際してコロナの検査も必要ということで、久しぶりに鼻をグリグリされました。



 白血球が多いのはフィルグラスチムを打っていたからです。
 コロナは陰性です。


 今日はいろいろな科の先生が来てくださりました。

 中でも印象に残っているのは緩和ケアチームのカウンセラーさんです。
 この方、私は普通にしているつもりでも、何か不安に思っていたりするのを感じ取っていました。
 今までは大丈夫と言っていましたが、今日は何を不安に思っているのか、自分でもはっきり知りたくなり話を聞いていただきました。
 話しているうちにどのようなことで不安なのか、その度合いもわかり、気づいたら涙が流れていました。
 少しすっきりしました。

 あと、脊髄外科の先生。
 脊髄に転移したのが判明してから親身になって治療にあたってくださいました。
 今日も来てくださって戻ってきてから必要であればフォローしていくから。ちゃんと診るから大丈夫だよとお声がけくださいました。

 今日もリハビリもしました。
 リハビリの今後のことを質問してみましたが、わかりませんでした。紹介状は書いていただいていると看護師に聞きました。

 緩和ケアチーム、痛みのケアについては痛み止めを持って点滴から飲み薬に変更しているので継続で。

 口腔外科は今は腫瘍の問題はないので口腔内のケアと経過観察をしていただいています。
 必要であれば継続ということです。


 あと、看護実習。
 前回の看護実習が終わった直後に話をいただきました。
 今回はテーマのようなものがあって頼める人が限られているのでぜひお願いしたいと言われました。

 内容としては65歳以下で働く世代の人の看護と話を聞くことだそうです。
 退院までならということで実習にあたってもらいました。

 こちらがテーマを聞いてというのが初めてだったので戸惑いはありました。
 どのようなレポートを書くかわかりませんので、病気が発覚する経緯や治療をしながら仕事をすること、AYA世代と介護保険を使える年齢の間の年代の問題点等、何か参考になることがあればと今までの看護実習よりも多く話をしました。

 その他の実習は通常どおり行われました。
 シャワーや足湯、日常的な看護をしていただきました。

 新主治医からの病状説明に立ち会って厳しい話を聞いたのでショックを受けていないか気になっていました。
 やはり厳しい話で困惑したのと母の様子、私の今後を心配してくれていました。
 母は心配性なので気にしないで。私はあの話を聞いても歩けるようになると信じているし、ショックはない、大丈夫と伝えました。
 看護学生さんは少し安心した様子でした。


 若い人が一所懸命に取り組む姿勢を見たり体感するのは私にもパワーがもらえるような感じがしてありがたいですね。

 今回実習にあたってくれたKさん、真面目に真っ直ぐな姿勢で取り組んでいました。
 今後の彼女の活躍を楽しみにしたいものです。

 Kさん、これからも応援しているからね。


 今日は母と姉が来てくれて荷物をまとめてもらいました。
 明朝速やかに退院出来そうです。