ご訪問くださりありがとうございます
すっかりブログの更新が滞っておりました。
物理的に出来ない状況でした。
詳細はあまり覚えていませんので覚えている範囲で書きます。
【5月4日】
回診、リハビリなし。
37.9℃の発熱。血液培養の検査が行われる。
高い熱がある自覚はない。
ずっと背中が痛い。
傷の痛みのような気がするが、痛み止めを欲するほど痛い。
【5月5日】
背中の痛みは強くなるばかり。
背中が濡れているような?
朝方、看護師さんが背中の傷口の確認をしてくれて、傷口が膿んでいるようだと。
複数名により膿んでいると確認されて整形外科に連絡が行く。
当番医が病室に診察に来てくれた。
広い範囲に膿があるので洗浄の為に再手術が必要と。
MRIで洗浄の範囲を確認して該当部位を洗浄する。
脊髄の為全身麻酔。
化学療法は一旦中断。
私の入院生活はアクシデントが多い。
またしても治療が進まない。悔しい。
取り出して洗浄、再手術を行いました。
この時に口の中の腫瘍が出血したようです。
手術が終わり目を覚めすと手が拘束されていました。
と、同時に口の中がカラカラで皮がひっついていました。
水分をお願いしようと声を出そうとしたら声が全く出ませんでした。挿管されたようです。
全く自由のない、意思疎通が出来ない状況に愕然としました。
私が死ぬ時には挿管は絶対にしないと決めました。
抜管する時は本当にドラマで見たような感じで一気には引っこ抜かれて「ブハッ、ゴホゴホ、痛〜いえーん」という感じでした。
声がまともに出るようになるのに2〜3日はかかりました。
役者さんの再現度は素晴らしいと思いました。
ICUには2日間お世話になりました。
ICUから整形外科の病棟に戻りました。
当日は特に問題なく、翌日から放射線治療が始まる予定だったので説明や型取り等が行われました。
やっと少し前に進めそうだと思いました。
しかし、思い通りにはいきませんでした。
5月9日10:00頃、口の中でいきなりプチッとはぜたかと思った瞬間から何かで口の中が満タンになりました。
吐き出すと鮮血、腫瘍が潰れたのだろうと思いました。
すぐにナースコールを押したところ、たまたま整形外科の主治医がいて止血対応をしていただきました。
【グロ注意です】
苦手な方はスクロールで飛ばしてください。
汚い写真ですが、内側から押されて変形していました。腫瘍がはぜる前日の写真です。
止まるまでに2~3時間はかかったと思います。
いろいろな科の医師が出入りしていました。
これからどのようにするか協議しますと整形外科の主治医に言われ対応を待ちました。
1時間位で協議が終わったようで説明に来たのは脳神経外科の医師でした。とても意外でした。
顔は血流が多いところでこのままにしておくと血液を餌にする腫瘍が大きくなってしまう。血流を止める必要があるが、ガッチリ止めてしまうと壊死してしまう。
7割位を止めて放射線治療との併用にかけましょうとのことでした。
脳神経外科では基本的に顔や脳の内側を手術するが、今回は顔の下の部分で外側から手術すると説明がありました。
またしても手術、しかも鼠径部からのカテーテルです。
眠っていればよかったのですが、何故かこの日は起きていようと決めてしまいました。
口の中でミシミシと音がなり、悶絶しました。
手術が終わり、ICUに行ってもしばらく口の中が痛かったのを覚えています。
この日は意識があり、暴れていなかったので拘束はされませんでした。
血液腫瘍内科の主治医が様子を見に来てくれました。
主治医:「さすがのだいちゃんでも今回はキツそうだねぇ」
私は何故かその発言に苛ついてしまい、よそを向いてしまいました。
直後、今回の治療に関わった医師が集合し、話し合いが始まりました。
長くなるので続きます)