ご訪問くださりありがとうございます
前日の夜に左腕の力瘤の辺りに痼らしきものがあるのを見つけました。
また増えたのかな。
朝、看護師が来た時に伝えました。確かに何かありますねと。
11時に転科して整形外科病棟から血液腫瘍内科の病棟に引っ越しました。
整形外科では個室でしたが、血液腫瘍内科では大部屋みのようです。
身動きが取れないのでナースステーションの近くの部屋になりました。
転科したことにより化学療法が始まりました。
PCD療法です。
P・・・ポマリスト(ポマリドミド)
C・・・エンドキサン(シクロフォスファミド)
D・・・デキサメタゾン
ですね。
いずれも使用したことがあるので大きな心配はありませんが、エンドキサンで脱毛や味覚障害が起きないように願っています。
回診内容
【整形外科】
①多分主治医
立てるようになったって聞いたよ。凄いね。
当初の目標の杖を使って歩けるようになるよ。
(私はそんなことを言った覚えはありません。普通に歩きたいです。)
足の力の入り方も問題ないね。
②執刀医なのか?
傷は少し血が出ているくらいで大丈夫。きれいな方だと思うよ。
【総合診療科】(緩和ケア)
緩和ケアチーム大集合の日だったようです。見たことのあるお顔がチラホラと。
痛みは少し取れてきています。痺れはあまり変わらず強いですと伝える。
痺れの薬は量を増やしたばかりだから様子見で。
【血液腫瘍内科】
腕の痼は29日のCTで確認している。治療で様子見しましょう。
現状は口内、左のあばら骨あたり、左腕の3ヶ所で合っている?
➾頭部に2ヶ所あり計5ヶ所だと思います
〘本日の検査〙
なし
❨リハビリ❩
リハビリを始める直前に母が来ました。
現状どういうことをしているか見てもらうよい機会だと思いました。
車椅子の練習予定でしたが、作業療法士が歩行器にしましょうと突然仰り急遽変更になりました。
コルセットを着用する→自分で着用しました。
立つ→ガタガタブルブルしながらも昨日よりは楽に立てました。
立位→車椅子 作業療法士に介助していただきました。
車椅子→歩行器 作業療法士に介助していただきました。
初めての歩行器で使い方もわかりません。
とりあえず掴まりましたが、私は固まり困ってしまいました。
作業療法士:「とりあえず足を前に出しましょう。」
私は左足を前に出しました。次は右足と思い、出そうとしますが、痺れで感覚がわかりません。気付いたらその場をぐるぐると回り始めていました。
ちびくろサンボの虎の様相です。
ぐるぐるぐるぐる・・・
作業療法士は何故か他所見しているし、母は看護師に悩み相談をしています。
私:(誰か止めて!!しんどい)
作業療法士が気付いて歩行器をとらえてくれました。
作業療法士:「何で回っているの?」
私:「痺れが強いから力が入らないし、感覚がわかりません。制御不能です。」
作業療法士:「もう1回落ち着いてやってみましょう。」
私:「はい。」
右足を出してゆっくり左足を。
私:(やった!前に歩けた)
作業療法士:「その調子!前に歩けましたね」
膝は伸びっぱなしだし、足全体で着地するのでペッタンととても大きな音が鳴りました。
とても不格好です。でも、私にとっては大切な第一歩になりました。
その後も膝抜けしそうになりながらもゆっくり片足づつ踏み出しました。
私:「すごい、私、歩けていますね」
作業療法士:「うん、歩いているよ!凄いよ!」
多分30歩も歩いたかどうかですが、くたくたになりました。
部屋に戻りすぐにベッドに座りました。
作業療法士:「昨日は立つことが精いっぱいだったのに今日は歩けましたよ。よく頑張りました。」
私:「ありがとうございます。疲れましたが気持ちよいです。」
作業療法士:「少しづつ増やしていきましょう。いやぁ~、驚きました。」
今日も前に進むことが出来ました