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 ※同病の方、辛いことを思い出す可能性がある内容です。

 昨夜ブログを更新した後、ぬいぐるみゾーン(髪の毛)の感触を楽しむべく頭をなでなでしていました。

 (えっ?何、これ・・・)

 ぶつけた覚えがないのに小さな瘤のようなものが手に触りました。
 記憶能力が低下しているとはいえ、瘤が出来る程に強くぶつけたのであればさすがに忘れるとは思えません。

 そしてこの感じ、記憶にあります。

 以前脇に出来た腫瘍の大きさ、感触、まさにあの感じです。

 朝になったらなくなっていてほしい。

 気のせいだったですませたい。

 不安と恐怖でなかなか眠れません。
 うとうとしたかと思うと背中の痛みで目が覚めます。

 頭の中で瘤のようなものと痛みが1つの方向に繋がっていきます。
 この2つが同時に起こる偶然なんてあるのだろうか?
 考えたくはないけれど、そうではないかと思ってしまいます。

 再 燃
 同病の方にはご理解いただけるかと思いますが、痛みが出ると病気が進行しているのではないかと不安になります。
 私の骨髄腫は腫瘍がわかる形で出るタイプです。
 瘤のようなものが出来る、それは痛みと同様、もしかしたらそれ以上に不安になることです。
 腫瘍が出来たことで薬が効いていないと思い知らされた、腫瘍がボコボコと増えて大きくなっていった恐怖、思い出したくないことです。

 28日、今日は皮膚科の受診予定日です。
 血液腫瘍内科の受診予定日は4月15日、まだ2週間以上先です。
 他の部位ならまだともかく、よりにもよって頭。とても怖いです。
 2週間以上もこんな不安を抱えて過ごすのは無理だと思いました。
 朝になってもこの瘤のようなものがあるようであれば病院に行った時に血液腫瘍内科の受診も可能か聞いてみよう。

 朝になり頭を触ってみると瘤は消えずに存在していました。

 病院に着きました。
 皮膚科の予約は9:30、血液腫瘍内科は受付をし、10:00に予約を入れていただけました。

 まずは皮膚科を受診。う~ん先生の診察を楽しみにしていましたが、それどころではなくなってしまいました。
 う~んは1回、肌の状態はよくなったので、薬は塗り切りで終了、受診も今回で終了にしました。
 「また肌に不安が出たら(血内の)主治医に紹介してもらって遠慮なく来てね!僕いないけど笑」と。
 う~ん先生、異動先でもお元気で。

 ついに血液腫瘍内科の受診です。

 私:「こんにちは。先生、お忙しいのにすみません。」

 主治医:「どうし…瘤が出来たって?」

 私:「はい。頭に瘤みたいなものがあるのに気づいて。頭はぶつけていません。なのに瘤みたいなものがあって。」

 主治医:「どうやって気づいたの?」

 私:「頭をこう触っていたら」(頭を撫でます)

 主治医:「いつ?」

 私:「昨日の夜です。」

 主治医:「前に胸や脇に腫瘍が出来たことあったよね。あんな感じ?」

 私:「脇に出来た腫瘍と似ている感じなんです。」

 主治医:「どこ?」

 私:「ここです。」(頭頂部のやや右側を見せます)

 主治医:(やや強い力で頭を押すように触ります)

 主治医: 「これ、判断出来ないね」

 続きます)