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 情報番組等でお店のオープンに密着する特集がたまにありますね。

 私が勤めているスーパーでも新店舗オープンやリニューアルオープンはあります。

 オープンの時にはたくさんのスタッフがいます。
 会社によって違うとは思いますが、私が勤めている会社ではエリア内の店舗からの応援人員が多数入ります。その店舗の従業員より多いくらいです。

 この業務応援、大半の人が嫌がります。
 自分の店で慣れた環境での仕事の方がよいし、業務応援はなかなか大変なのです。

 応援は大体スポットで1~2日です。

 2週間位前から商品搬入が始まります。商品搬入はケースに入った商品(10~20kgくらい)を運ぶので重労働です。

 オープン当日は短時間で売り場の配置を覚え、お客様から商品の場所を質問されたら速やかにご案内出来るようにしないといけません。
 オープンしてまもなくはお客様に質問されることがとても多いです。
 1日中大きな声を上げ、配置される業務によっては同じ場所に立ちっぱなしです。
 体力、気力ともに必要です。

 大半の人が嫌がる仕事ですが、私はこの応援業務が好きです(変わってると言われます)。
 店員としての業務に集中出来るので楽しいです。
 自分の店だと店舗運営のことや事務作業があり、いわゆる店員としての仕事は出来ないことも多いのです。

 以前は応援の要請があると喜んで参加していましたが、昨年の2月を最後に応援に行くことはありませんでした。

 昨年の2月といえばDld療法の最中でした。
 体力も落ちていたし、副作用もあり、常に体が重い感じでした。
 その中で応援業務に取り組みました。体はフラフラになり、最後の方は意識が朦朧としていました。
 もう体力的に応援には出られない、今回で最後と思いました。
 悲しいことでしたが、精いっぱいやりきったので悔いはありませんでした。

 今年の2月下旬、新店舗オープンの応援要請がありました。
 今の体力なら出来る気がする、但し商品搬入は重い物が多いので無理です。骨折する可能性がありますから。
 私が参加出来そうなのはオープン前日の最終チェックかオープン当日です。
 私はオープン当日を選びました。目一杯店員としての仕事をしたかったからです。

 そして先日応援業務してきました。
 1日中大きな掛け声で多くのお客様と接しました。
 1年以上ぶりの応援業務、とても楽しかったです。
 途中酸欠になりふらついたこともあったし、記憶はとびとびで商品名が思い出せなかったり、言葉が出てこなくてお客様と「あれ、これ、それ」でしか会話出来ないこともありました。
 応援要員としては力不足だったのかもしれませんが精いっぱい出来る限りを尽くしました。
 オープンの華やかで活気のある売り場で仕事が出来て本当に楽しかったです。

 もう無理だと一度は諦めた応援業務に復帰出来たことはうれしいし自信につながりました。
 万全ではないにしても復活したと言えると思います。

 まだ病気の治療は続きます。
 次はcar-t療法で入院です。
 せっかくついた体力もまた落ちることでしょう。

 もがきながらもまた立ち上がります。


 でも、そろそろ終わりにしたいな、こういうの🤭フフッ
 平穏な時間が欲しいです照れ