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 2月15日、入院3日目です。

 昨日までのブログを見ていると遊びにきたように見えるかもしれませんが、そうではありません。 

 今日が目的の日であり、本番です。

 6時頃に採血(アフェレーシス前の最終チェック)、8:30からアフェレーシスを行えるように輸血室に主治医(女性)と共に移動しました。
 今回の入院、主治医が2人います。

 主治医(女性):「長い人は朝8:30からやって17:00までかかったよ〜ニヤリ

 私:「そんなに?驚き労働時間みたいじゃないですか。そんな記録作りたくないです不安

 主治医(女性):「ホントだねぇ〜。腰やお尻が痛かったって嘆いてたよ〜。」

 私:「平均は?」 

 主治医(女性):「4時間位かな〜」


 自家移植の前に受ける幹細胞採取とあまり変わりません。
 お向かいさんにこの紙を見せたら「ケモ室のベッドみたいだね」と仰っていました。
 私はケモ室を利用したことがないのでわかりませんが、きっとそうなのでしょうね。

 医師3名と臨床工学技士2名がいらっしゃる状況で始まりました。
 主治医(女性)が布団針並の太い針を両腕にブスリぐすん

 血液の分離機を回し始めた瞬間に左腕の血管が痛くなって機械停止。
 新たに針を刺すことになりました。主治医(女性)から主治医(男性)に選手交代し無事成功しました。
 しかし、刺し方によってこうも違うのか?と感じました。
 主治医(女性)は太い針を刺した鈍い痛み、主治医(男性)は鋭い針を刺したような瞬間で消えそうな痛み。

 順調に進んでいるのを確認後、部屋には医師、臨床工学技士が1名づつになりました。

 臨床工学技士:「昨日も言いましたけど、テレビ見放題ですよ。何か見ます?」

 私:「せっかくだから見ようかな。」

 臨床工学技士:(チャンネルを適当に押しながら)「あれ?BSが映るんだ。」

 私:「それ、それにする。」

 臨床工学技士:「渋いっすね〜」

 テレビ画面には藤田まことさん。はぐれ刑事純情派が放送されていました。藤田まことさんの声、渋くて素敵ですラブチーママの眞野あずささんも素敵なのですよねラブ
 はぐれ刑事純情派が終わり、次の番組を臨床工学技士が探してくれます。

 私:「それ、それ見ます。」

 テレビ画面には眞野あずささん。上条麗子の事件推理です。
 眞野あずささん、好きなのですよ。弁護士・高林鮎子や検事・朝日奈耀子とかね、格好良いです目がハート
 2時間サスペンスドラマがなくなってしまって寂しいです悲しい

 そんなこんなで約3時間眞野あずささんを堪能し、寒いと言っては布団をかけていただき、腕が痛いと言っては腕の位置を調節していただく・・・まるで女王様のような優雅な時間を過ごしてしまいました滝汗

 終わる頃になり臨床工学技士が主治医に連絡。
(ちなみにドラマ全部は見れませんでした)

 主治医(女性):「私が見た腕の採取の中で最速です。記録更新ですよグッド!

 私:(そんな記録いらんけどショック

 主治医(女性):「採取出来たから明日10時に退院でよいですか?」

 私:「はい。大丈夫です。」

 あれ?幹細胞の時は採取の確認に時間が掛かりましたが、今回は即OKなのですねキョロキョロ

 あっ、手の指先に痺れが出たので1回薬が注入されました。

 主治医(女性):「細胞が(アメリカから)戻ってきたらあちらの病院の先生に連絡が行ってまたここに入院の話になるからね。」

 私:「わかりました。」


 主治医(女性)の説明が終わり、安全の為に看護師さんの介助で車いすで病室に戻りました。

 病室に戻り看護師さんから次の入院の説明だったのですが、意外なことがあり驚きました。

 副作用については高熱4日間位、呼吸困難感、血圧が下がる、めまい、震え、痙攣、意識障害等とセカンドオピニオンで聞いた説明でした。まぁ、それはよしとして

 ・car-tはクリーンルームを使わず、大部屋でやる人が多い。
 ・car-tをやる前にリンパ球除去を抗がん剤でだいたい3日間行う。
 ・1週間位動けないことを想定して水分、食料、着替えを用意してね。着替えはレンタルでOKです。
 ・入院用の冊子はないよ。

 ですってうーん

 看護師さんに質問しました。

 私:「自家移植はクリーンルームの環境が必要ですよね?car-t療法はそこまでの環境が求められない、必要ないということですか?」

 看護師さん:「自家移植はクリーンルームが必要です。car-t療法ではクリーンルームは使いません。そこまでは求めないということでしょうね。」 

 私:(ほぉ~うーん
 


 アフェレーシス後すぐに手の指先の痺れはなくなり、体調も悪くなることはありませんでした。

 明日何事もなく退院出来そうですニコニコ