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 2023年6月2日、左上腕の骨を金属で固定する手術が行われました。

 手術後、私の人生において最大級の痛みに襲われました。そりゃあそうですよね、切ったり縫ったりしているのですから。
 傷の痛みにはカロナールが効くと看護師に教わりました。私にとってカロナールは効かない痛み止めというイメージでしたが、この時はカロナールで正解でした。



  6月中旬、ある変化に気づきました。
 主治医回診時
 主治医:「お変わりありませんか?」

 私:「先生、左胸の腫瘍が小さくなっている気がします。」

 主治医:「えっ?ちょっと見せてください。触らせてもらってよいですか?」

 私:「はい、お願いします。」

 −触診−

 主治医:「確かに小さくなっている感じがしますね!!薬が効いてきたかも!」
 主治医が嬉しそうな表情をしていました。あまり表情に出るタイプではない感じなので珍しいなと思って見ていました。

【♪3月、4月、5月っと〜。私の闘病生活、暗かった〜♪】(圭子の夢は夜ひらく調で)
この病気になってから初めてよくなる傾向を感じた時でした。

 この日を境に腫瘍は徐々に小さくなっていきました。
最大で15cm近くあった腫瘍はショボーンと縮んでいくようでした。他の3つの腫瘍も小さくなっていきました。
 7月上旬頃には目に見えていた4つの腫瘍はなくなりました。

 そして私が悩まされていた痛み。これも6月の下旬に差し掛かる頃には少しづつ弱くなってきました。
緩和ケアの先生も痛み止めの薬を弱くしていきましょうと。徐々に弱くしていきました。
 7月中旬に差し掛かる頃、検温等に来る看護師数人に
「あんなに痛かったのに今は痛いとほとんど言わなくなりましたね」
と言われるようになりました。
 ハッとしました。(薬が効くってこういうことなんだ)と気づきました。

 7月11日、オキシコドンの使用を終了、麻薬系の痛み止めを卒業しましたおねがい
 7月14日、痛み止めの使用を中止して問題ないことを確認し、緩和ケアチームの対応が終了しました。
 うれしいことではありましたが、よくしていただいたので寂しくもありました。

 7月14日退院、7月24、25、27日に自家移植前の検査を行いました。

 7月28日、自家移植に向けて入院しました(現在へつながります)。