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 2023年5月8日、かねてより薄っすらと聞いていた次の治療法の説明を主治医より受けました。

 今回は冊子がなく、主治医が書いたメモ(治療方法と副作用)と治療法の説明のプリントの2枚を渡されました。C-VAD療法と記載されていました。

(忙しい先生が私の為に時間を割いて書いてくださったんだ。ありがたいことだおねがい)

と思いながらメモを見ると知らない薬の名前ばかりです。デキタメタゾンだけは以前から使用していたのでわかりましたが。全て点滴で行われると。

(そういえば多発性骨髄腫の薬ではないのだっけ…)

ふと目が止まった項目

 【オンコビン 24時間かけて 4日間】

(これは…!!滝汗)

私:「先生、これって入院必須ってことですか?」

主治医:「そうです。」

私:「この4日間だけですか?」

主治医:「治療全部ですよ。」

ガーーーーーンガーン

治療の都度の入院が確定、投薬期間は約3週間です。

(この治療法を続ける限り母を自宅で1人でいさせることになるし、職場復帰も叶わない。これはまいるな)

とはいえ抗がん剤の最後通告を受けていたのでそんなことを言ってはいられません。

私:「24時間を4日って結構キツい治療ですか?」

主治医:「そうとも言い切れないけどね〜」

なんとも歯切れの悪い返答になんとなく察しました。


そして薬が変わる都度必ず質問する項目

私:「今回毛は抜けますか?」

もし抜けるとしたら準備が必要ですからね。必ず質問していました。

主治医:「今回は脱毛します。薬を使い始めてから2週間後に。」

いよいよきましたか。覚悟していたので大丈夫です。
ただ、入院中に説明を受け、治療に入るので髪を短く出来ないのが問題です。ベリーショートにするのを楽しみにしていたので残念でした。
(落武者みたいになるのかしら)


 翌日5月9日、カテーテルを右腕から入れました。1時間程度で終わりました。思っていたより痛くはありませんでした。

 5月12日、いよいよ命運をかけたC-VAD療法が開始されました。



 ちなみにこの治療法は急性リンパ性白血病で使用されるようです。