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〈通院状況〉
2022年12月 週1回
2023年 1月 週1回
〈勤務状況〉
2022年12月下旬 1日3時間×週3日
2023年 1月前半 1日5時間×週4日
2023年 1月後半 1日5時間×週5日
やや急ぎ気味ではありましたが、徐々に勤務を増やしていきました。
以前より心配してくださっていたベテランパートさんはやはり早すぎると注意をされました。
この方には病状のことや自分の気持ちを伝えないといけないと思い、1月中旬頃に伝えました。
おそらくこの方の予想以上だったのでしょう。
以後勤務時間等のことで言われることはなくなりました。
私の気持ちを汲んでくださったのだと思います。
1月の最後の診察日、主治医より「2月から通院を2週間に1回にしましょう」と言われました。
状況が変わることがうれしかったのを覚えています。
仕事の方は2月より1日8時間×週5日に。通常のフルタイムパートの勤務時間数です。仕事内容はともかくとして形式的にはやっと元に戻った、ここからだと改めて気合いが入りました。
2月中旬頃、寝る時に胸のあたりに手が当たりました。今までなかった瘤のようなものがあるような気がしました。
なんとなく不安になり母にも触ってもらうと
「これ、シコリじゃない?乳がん?」
と。
私:「シコリってコリコリしてるんじゃないの?違うんじゃないの?」
これ、本気で思っていました。知らないって怖いです。
主治医に確認したほうがよさそうだなと思い、次の診察日を待ちました。
2月24日、2月の2回目の診察日でした。
いつもの主治医の問診が終わり、私から胸の瘤のようなものについて主治医に言いました。
「先生、胸に何か盛り上がっているようなものがあるんですけど。」
主治医の顔色が変わりました。
「それ、今すぐに見せて!!」
主治医は触診し、大きく息を吐き、
「だいちゃん、これが骨髄腫です。」
「治療をしているのに骨髄腫が出来るということは薬が効いていません。血液検査は順調だったのですが…。」
「当院ではこれ以上出来る治療がありません。次の薬がここにはありません。紹介状を書くので転院してください。次の病院には至急行ってください。予約はこちらで取ります。おそらく即入院になるでしょう。」
思いもよらない主治医の言葉に目の前が真っ暗になりました。
この薬の治療が始まってからまだ3ヶ月くらいしかたっていないのにもう効かなくなるなんて…。私には想定外でした。
やっと取り戻しつつあった日常…。またそれがなくなる。全てが崩れ落ちるような気がしました。
涙が溢れしばらくとまりませんでした。
お世話になった主治医と病院との別れ、Dld療法終了はこうして突然訪れたのでした。