…相場格言…「罫線屋、足を引き引き足を出し」(相場川柳)
…相場格言…
「罫線屋、足を引き引き足を出し」(相場川柳)
この川柳には「定連が、足を引き引き足を出し」という別バージョンもあり、こちらは自分が書いた罫線を持ち寄って強弱談義をしている投資家を皮肉ったもの。
むかし兜町が黄金街とよばれていた時代には、こうした投資家の溜まり場や占い師のように相場予測で見料をとる罫線師がたくさんいたものです。こうした黄金街の罫線師のように自分で書くならまだしも、他人の憲法で売買をしても儲かりません。そもそも買い足、売り足が出現したといっても相場は偶発的な要因が曲げてゆくもの。斯道ではこれを理外の理が働くといいます。
…………………………………………………………………………………
◆「罫線に明るくなって、家は闇」(相場川柳)
◆「罫線の先生はいつも引かれ玉」(相場川柳)
◆「罫線をかじったばかりに下手になり」(相場川柳))
◆「罫線はあとからみるとよく当る」(相場格言)