過去チラッチラッと紹介した事があるコチラのヘルメット。
何度か捨てようとした事があるんですけど。何だかんだ「飾る」で落ち着いていたんですね。
別に特別見るわけでもないし。背景の一部みたいなもので。あったから何だって話ですけど。
これ人生で初めて買ったアライヘルメットなんです。
たぶん18歳くらいの頃ですかね。当時新品で2.1万くらいだったと思います。
白ソリッドのヤツ買って。最初はカッティングシートで加飾していて。2年後くらいかな、このオールペンしたの。
個性出したくて、誰も真似しないようなモチーフで考えた結果『タコ』になったんです。
黄色いタコにする予定が、塗装中に落下させて砂粒が付いてしまい。急遽シルバーで塗りつぶしてキャンディーレッドをかけた事でタコらしい色になっちゃって。
代わりに背景を黄色にしたっていう経緯があります。
(・∀・)たけしっ!
天下一武道会の『武』をモチーフにしたような。じゃないようなw
デザイン考えるの大好きなので。脳内イメージを絵に落とし込むの楽しいんです。
そんな過去の頑張りがたくさん詰まったヘルメットですから。そうそう捨てられない。
かといって取っておいても意味がないという葛藤ですよね。
四半世紀以上過ぎた今。そろそろ終活も始めないとという事で。
(゚Д゚)葬る事を決断いたしました!
粗大ゴミとしてそのまま捨てる事は当然容易いんですけど。
だからってキズッキズにされてもいいや~とかいう感情は無く。ぞんざいに扱われたくないし。誰かに二次利用されるのも嫌なワケで。
だったら自らの手で殺めるしかないという事ですよ。
シールドやモールを剥がすと、けっこう魂抜けた感じになり。もったいない感情も薄まると言いましょうか。
インナーは前から抜いてあったので(カビや加水分解防止のため)、ほんと飾る以外の利用価値が無かったんです。
んでどうやって葬るのか。
単純に火葬がラクチンだしドラマチックですよね。
でもFRPってガラス繊維の集合体なので。樹脂は燃えてもガラス繊維は残るんですよ。
もっけもっけした危ないガラス繊維の塊だけ残って厄介な事になるので。火葬はできないんです。
ってなると粉砕という手段になりますが。(゚Д゚)アライヘルメットは踏んでも壊れませんから。
砕いて壊そうなんて、産廃用シュレッダーでもないと不可能でしょう。
人力じゃまず壊せません。
ってなると?切断しかないんです。
当然刃物でスパッとはいかないので。サンダーで削るしかないわけですよ。
そしてベビーサンダーでギィィィィィィィィィィィィ!と。
ファーストタッチはそりゃ心苦しかったですけど。進めちゃえばもう後には引けない。
(・ω・)思ったよりは切れるな。というわけで
まっぷたつ!
(・∀・)2個に増えたwww
やっぱ思い出の品は破壊するに限りますね。後戻り出来ない状態にする。これがイイですよ。
しかも自分でやるってところがまたイイ。他人に破壊されたら「てめぇ俺の思い出の品に何てことしてくれとるんじゃ!」って感情が出ちゃうじゃん。
違うんだよ。今までありがとうって感謝をしつつ、その1つ1つの破壊動作に気持ちを込めるのよ。恨みを込めた破壊じゃないの。労いをこめた解体なんだよね。
何かギィギィ切ってるのちょっと楽しくなってきちゃってねw
こんな感じで葬ってあげましたよ。あとは産廃に混ぜるだけ。
(´ー`)もうココまでやると諦めるしかないだろ。気持ちよくお別れ出来るだろ。
大変だよここまでカットするの。だって世界一安全で強靭なヘルメットだぜ。
もう切りながら「あ~この辺は肉薄で仕上げていて。ココは強度が特に必要だから、頑丈に厚く造ってあるね。」って実感しながらカットしたもんw
で更におもしろい発見をしたけどね。帽体のまま持つと軽く感じるんだけど。
こうやって砕いて塊にすると、けっこう重いのよ。こんだけ質量のあるFRPで固めているんだから。
(゚Д゚)頑丈で当たり前だよね。って思った。
そんな感じでヘルメットの断捨離は完了しました。
通常処分する場合は。自治体ごとの処分方法に合わせるか。アライの場合は処分費の切手を添えてメーカー送りにして処分してもらうという事が出来ます。
って思って改めて調べたら(゚Д゚)メーカー送りと言う処分方法が無くなっていました!
もうウチで処分は出来ませんって事なんでしょうね。
(ムーさんが送り付けた事で、引き取り処分という制度の見直しがされたのではなかろうかw)
用品店で購入の場合は、旧ヘルメットを下取りという回収方法があるので。売り物にならないほど古いヘルメットや臭いヘルメットなら用品店引き取りで。
まだキレイで中古販売できそうなモノなら売却という手段を取るのが良いと思います。
※SHOEIだと基本的にネット販売はしておらず。あっても店頭価格より高かったりするので。上記の手段が真っ当だと思います。
(´ー`)あ~スッキリした。








