例の巻くだけグリップヒーター |  左利きの雑記。

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主にバイクとバス釣りがメインの内容です。

先日ご紹介して話題沸騰中のこのマジックテープ式のグリップヒーターですね。

実際使ってみてどうなんだよと!結局ゴミでしたみたいなオチなんじゃないのと!

 

 

(・`∀・)だから柱である!俺が来た!

 

 

えっとまず誰もが最も気になる「ちゃんと暖まるのか?」について。

実際にモバイルバッテリーをつないで、どの辺が暖かくなるのか確認してみました。

だいたいこのへんです。

縫ってあるので中身を取り出す事は出来ませんが、たぶん爬虫類とかハムスター用のシート型ヒーターに近いものが内蔵されているのではないかと。ちょっとビニール質の感触はあります。

わりとすぐ暖まりますね。

 

 

んで実際にバイクへ取り付けてみたんですけど。まずとにかく気になるのが

この無駄に長い配線ですね。2mくらいあります。

どこからどう取り回す事を想定したのかサッパリわかりませんが。よくわからない人が「ま~これくらい長さがあればどうにかなるんじゃね?」くらいのノリで作ったのでしょう。

個人的には50cmで十分です。

 

 

使用したモバイルバッテリーはコチラ。

容量10000mAhのDC5Vの2.1Aです。

ちなみにモバイルバッテリーで稼働させる場合は、DC5Vの2A以上のバッテリーを使用して下さいと書いてあったので、それ以下だと稼働しない可能性が高いです。注意。

 

 

ムーさんのセットスタイルはこんな感じ。

モバイルバッテリーを雑巾に包んでヘッドライトカウル内にぶっこみ。無駄に余った配線も何となくカウル内へ。ハンドルバーに1回転配線をループさせてグリップへ。

留め位置は好みで良いと思いますが、マジックテープ部分が暖まらないので、合わせ目を手のひら側に持ってくるのが良いと思います。

 

すでにバイクにUSB端子を付けているという方はそちらをご利用いただきまして。

モバイルバッテリーを使用する上でカウルが付いていないバイクや、ぶっこむ隙間が無いバイクにお乗りの方は。カラビナか何かでハンドルにぶら下げればイイんじゃないでしょうかね。あとは無駄に長い配線を活かしてシート下まで回しちゃうとか。タンクバッグに入れるという方法もあります。

 

 

んで実証実験をしたこの日はですねぇ。運がいんだかわりんだか。家を出発した10時半の時点で気温が12℃ありまして。正直、グリップヒーター必要ってほどでも・・・みたいな(笑)

でも強パワーで稼働させながら走ってみました。

 

まず最初の印象は。わかっちゃいたけどグリップが太くなります。

もちろん操作に支障が出るとかではないものの、急に太くなったので、その違和感で運転に集中できないというか。だんだん気にならなくなりますけど。

 

この暖かさをすごくわかりやすく表現すると。想像して下さい。

ちょっとヌルくなった缶コーヒーを手袋はめて握っている感じw

例えば自販機で買ったばかりの缶コーヒー(コンポタでもおしるこでもいいよ!)を手袋越しに握ったら。

(*´∀`)ハァ~あったかぁ~い♪ってなるでしょ。それがちょっとヌルくなったヤツだとどんな感じになると思う?ちょっと力込めて握って(;´・ω・)んん。そうね。ジワジワ暖かいの感じてきたわ。ってそんな感じw

ただ気温12℃だとねぇ。その暖かさでも少し熱く感じる。中パワーか小パワーに下げてもいいかなって印象になるね。

 

んで気になるバッテリーライフね。

強パワーで稼働させてみた結果。1個目のバッテリーは1時間20分稼働できた。

んで1個目のバッテリーは3回目の電源ONで稼働しなくなっちゃって。バッテリー表示的にはまだ残量あったんだけど。電圧が足りなくなっちゃったのか、そこで作動しなくなっちゃったんだよね。早くも壊れたのかと思ったよ。

んで2個目のバッテリーもまったく同じヤツ使ったんだけど。今度は休憩とかでいちいち電源切らないで、電源入れっぱなしのまま。1時間42分稼働させて自宅に到着しちゃった時点で、まだ電源切れてはいなかった。

だから今の所の結論としては。強パワーで1時間半以上は持つかなって感じ。

例えば通勤で片道30分だとしたら。強パワーで往復1時間は余裕で持ちますよって感じかな。

20000mAhあるゴツめのモバイルバッテリーなら3時間はお任せって事だな。

 

んでこれはムーさんやらないからわからないんだけど。バイクから直接電源取る場合ってDC12Vになるじゃん。バッ直の方がもっと暖かくなるんじゃないかなって思う。

 

 

んで実際に使ってみた感想ね。

ムーさんほら。生まれながらのSHIMOYAKE持ち(要するに寒冷アレルギーの一種)だからさ。手足を冷やすという行為に非常にナーバスなの。だから今まで色々と防寒対策を打ってきてね。

 

過去対策①暖かそうなライディンググローブ

これ結局、グローブの生地自体が冷えるから素手よかマシってだけで効果が薄い。厚手になればなるほど手動かしにくくなるし。

 

過去対策②ナックルバイザー

これも結局、直接風が当たらなくなるだけで、巻き込む風は入ってくるから、効果は薄い。

 

過去対策③電熱グローブ

①に付随する部分があるんだけど。グローブの生地が冷えるから、温めながら冷やされるみたいな攻防が起きる。真冬はフルパワーで稼働させれば暖かいんだけど。バッテリーライフが短い。

 

過去対策④おばちゃんカバー

羞恥心を捨ててやってみたおばちゃんカバー。非常に防風効果は高かったけど、結局外気温と変わらないコンディションなので、風は当たらないが、中が暖かいワケではない。

 

過去対策⑤おばちゃんカバー+電熱グローブ

手が通しにくいというデメリットはあるものの。電熱グローブ弱パワーで真冬も余裕です。

双方の抱える弱点を完全に補い合いましたねw

 

そんな防寒対策の歴史がある中で、入っていないのがグリップヒーター。

なぜグリップヒーターがムーさん史上実装されてこなかったのか?

理由①バイクから別電源を取りたくない。自己放電と発電負荷を極力減らすため。

理由②結局指先は暖まらない。指先がグリップに触れている時間が少ない。

理由③好きなデザインのグリップが使用出来ない。据え付け型の場合ね。

以上の理由により、採用を却下していたのです。だからある意味、今回グリップヒーターは初採用という事になったワケですが。今回の結果を言うと。

掌底(手のひら)は暖かいwww

結局さ。スクーターはまだいいとして。ギヤ車なんて特にクラッチレバー操作多いじゃない。指がグリップから離れてる時間が比較的長いわけ。んで高速とかダラダラした直線道路みたいに変速もブレーキもほとんど無いような場所ならグリップしっかり握っていられるけど。やれ渋滞だ信号だで加減速が多いと、レバーに指かけっぱなしとかそういうの多くなるじゃない。グリップしっかり握ってる時間って意外と少ないのよw

あともう1つ。グリップ握っていない時間って、意外と走行風でグリップの表面が冷やされる。

握りっぱなしなら順調に暖まるんだけど。クラッチレバーに指かけちゃうと、暖まった表面を一旦冷やす事になるんだよね。

冬にさ、走行中に一旦シートからおしり浮かせて5秒くらいカウントしてまた座ると、お尻ひんやりするでしょ。それと同じ事がグリップにも起きてるワケ。(゚Д゚)熱の消耗ロスが多いよ。

 

 

んでコレはムーさんのライディングスタイルなんだけど。

アクセル側は常に中指をブレーキにひっかけっぱなしなの。常時ファッキンなの。

これはとっさのブレーキ操作の意味もあるし、アクセルの微調整のための位置固定でもあるの。

だから中指だけ冷たくなってたwww

クラッチ側も、長い直線でもない限り、レバーに指添えてる事が多いかな。

グリップをしっかり5本指で握っている事って、ほとんど無いw

でも指先までしっかりグリップ握ってないと暖かくならないから、極力5本指全部でグリップ握るよう心掛けてたけど。というか心がけてないと暖かくないからw

 

(;´∀`)でもその握り方していると、とっさの行動で動きが一瞬遅れる事があるのと。グローブ越しに暖かさを拾おうとするから、無駄に力入れてグリップ握って、肩が硬くなるし腕が疲れる。

 

 

んでこの実証実験を行ったのが30日で。31日は寒波襲来で日中5℃!

こりゃ本格的な実験ができるなって再びバイクに乗ったよ。

 

(゚Д゚;)冷え切った手からスタートするとホント効果薄すぎ!

特にやっぱ指先!超冷たい!グリップしっかり握るんだけど、温める力よりも冷やされる力の方が強いよね。あと手の内側はまだマシでも外側は野ざらしじゃないw

やっぱグリップヒーターは無いよりマシってくらいで、おばちゃんカバーと組み合わせて初めて正常に効果を発揮するって感じだよね。

んで特に今回ムーさんはさ。ナックルバイザー+グリップヒーターっていうミドルクラスの対応してるじゃないwそれでその印象だからさ。そこも全て含めて

やっぱグリップヒーターはグリップだけヒーターだよwww

だけど無いよりは絶対にマシ!まだ寒さから逃れるすべが手元にあるから。

 

 

えっとちなみにムーさんはこれ楽天で購入しています。

※安心して。アフィリエイトじゃないからリンクしてないよw

左の100円安い方は調節コントローラー無しの方ですね。

実際に調節コントローラー無しでモバイルバッテリーに直接つないでみたところ。

(・∀・)まったく問題なく稼働しました。

おそらく・・・というか絶対w調節コントローラーはDC12Vで使う場合に役立つもので。モバイルバッテリーの場合はモバイルバッテリー以上のパワーを出しようがないので、調節する意味が無いんだと思います。むしろそれを挟む事で今回のようなバッテリー残量はあるのに電源入らないっていう不具合が起きるんだと思います。

だから最初からモバイルバッテリーで使うのであれば調節コントローラー無しを。

バイクのUSB端子から電源を取る場合は調節コントローラー有りを選ぶのが正しいと思います。

だからムーさんはモバッ直にしました。

ON/OFFスイッチもバッテリー残量もモバイルバッテリー側にあるので、むしろこっちの方がシンプル。バッテリー残量が減ってくると、自動的に発熱量も下がりましたw

 

 

(・∀・)どう?このインプレ見てむちゃくちゃ欲しくなったでしょw

いいんだよ♪我慢しないでYOUも購入しちゃいなYo!