今回の内容、かなり文面が長くなりそうなので、結論だけ先に書くと。
新しいネット回線を契約するハメになりました。
はい、皆様のご家庭は、テレビ、固定電話、インターネットの回線はどうなっているでしょうか。
ムーさんチはうちの父親がNHK信者で、学(ガク)もないのに小難しいニュースを見たり聞いたりするのが好き。だけど活字読んでるクセに漢字の読み書きは超苦手だし、日本語で誰かに何かを伝えるのも下手っていう。残念ながら小学校の作文でも父親をリスペクトする内容を書いた事が無いんです。
ウチにおかしな風が流れ始めたなと感じたのは遥か昔。衛星放送が開始された頃ですかね。
Z世代なんかほぼわからないでしょうが。かつてパラボラアンテナというグレーの中華鍋のようなアンテナを使用して、今でいうネトフリのようなサブスクの特別な番組を高画質で見られるというプランがあったんです。NHKのCMで宣伝されていたんでしょうね。
その流れと言って過言じゃないですが。地域でケーブルテレビというのが始まり、何かの営業促進があったのか、合わせて家がケーブルテレビになりました。
そして時代は流れ、高速光通信なるものがはじまり、それが現在主流ともなっているのですが。それを利用する上で「工事が必要だ」「料金が今より安くなる」だの営業電話がよくかかってくるようになるという。心当たりある方も多いでしょう。
その光通信体制に誘ったのがうちの兄(結婚して10数年前に実家を出ている)。アニオタでパソコンが扱える兄です。その以前からだと思いますが、もうその通信に関して父親はまったく頭がついてきておらず。こうなると何が危ないって「今より安くなるなら」で簡単に動いてしまう、回線契約営業のいいカモになってしまったワケですね。
そして時は流れつい最近、ムーさんにその矛先が来ました。
いよいよ電話での勧誘営業の言っている事さえ理解出来なくなった父親。
早朝の釣りから帰って夕方寝ている時に「何かNTTから電話来ているんだけど、お父さんよくわからないから息子に変わるって言ってあるんだ」と。
寝起きで頭がまったく回らない状態で、NTTからの大事な電話を長々と聞いた結果。まったくNTTじゃない所からの電話だと途中で発覚。
今ドコと何を契約しているのかもわからない状態で電話に出ているので、断りの文句を言う材料もなく、ただただダラしなすぎる父親が腹立たしかった。
正確にはNTTの回線を使用している通信会社からの営業電話だった。
今何を契約しているのかわからない回線契約で、ここでムーさんが新規契約する事でムーさんの管理下に置けるようになると。だったらもうわけのわからない契約を一旦解約して、ここで新規契約して状態が把握出来るようにしようと思ったんです。
そしてもう1つ。父親がNTTからの電話だと思い込んだ理由と、ムーさんがしばらく真剣に話を聞いてしまった理由がありまして。電話してきた相手(営業)が、今うちが月々いくらくらい払っているのか理解していた事と、NTT回線を使用しているという事と、もう契約して年月が経っている事が把握出来ていたところ。
これは完全に個人情報が流れてしまっています。しつこい回線契約営業を踏まえた時に、かつてのNTTの契約情報が横に流れているなと感じました。
NTT回線を使用する通信会社のどこかがウチの情報を漏らし、その家がいつ契約をしたか把握出来ている状態で電話をしてきている。つまり「そろそろ通信や設備の見直し時ですよ。」って頃になると、横のつながりで違うNTT回線を使用している通信会社が電話をかけてくるという。
もう1つわかりにくくしているのが、新しいプランの創設。今まで〇〇光プランだったのが、新しくギガ〇〇プランと言うのに変わりましたとか。そっちに変更するとお得ですみたいなヤツね。そんなの契約している通信会社で下調べしないとわからないわけで。何を契約しているのかもわからない状態は本当に腹立たしかった。
そして極論というか、後からいろいろわかってきた事を踏まえると。はっきり言って
今までの通信会社のままで良かったんです。
面倒な事が増えて厄介だった事をここに記します。
結局ウチが契約していた通信会社はOCNでした。(本当に情報がまったくわからないから、銀行引き落とし先名から把握しました。)
ただ契約書が無いので、どういうプランと条件で何を契約しているのかは未だわかりません。
(以前通信が途切れた時に、電話ついでに再度契約書を送ってもらえって父親に言っておいたのに、それをやっていなかった。これも腹立たしいポイント)
そして現代の契約の厄介な所はペーパーレス化した事で、電話越しでの契約が出来るようになっている事。会話のみで契約を成立させられちゃうんです。(本契約はまたネットで引き落とし先などを登録する必要があります。)
説明が電話のみなので、自分の雑なメモ以外に情報が無いという。
正直ムーさんも理解度30%程度の話でしたが。いろいろ進むにつれて状況が把握出来てくるというか。ムーさん自身にも知識がなかったのがアレでしたが。
今回契約した通信会社がDMM光。
1回目の工事(屋外工事)と、2回目の工事(屋内工事)がある事はわかっていて。平日だったのでそれは父親に見張りを任せたのですが。工事の日に父親から電話が来て「また何か機械置くって言ってるんだけど。そんなのいらねぇだろ?」って電話がかかってきた。
その時はムーさんも状況が理解出来なかったけど。要するに新しいモデム(正確にはONU)と電話の変換機を取り付けた状態で。古い方(OCN)がまだ残っている状態だから文句を言ってきていただけだった。
(通信を切り替える都合上、新しい方と古い方が混在する期間が出る。)
それで完了!ではなく。
別途テレビチューナーが届いた。それを見て面倒だと把握できた。
テレビとは別にまたチューナー用のリモコンが存在していた事。これを見てわかった。
今後テレビアンテナケーブルは使用せず、LANケーブル(要はインターネット回線)を使用してチューナーを介してを見るようになるという事。
(;´Д`)昔の衛星放送と同じ仕組みだぁ~!
面倒①チャンネル/音量は元のリモコンで。チャンネルセレクトだけ新しいリモコンでという面倒な展開。つまり2つリモコンを操作する手間。
面倒②インターネット回線とは別にもう1本テレビ用のLANケーブルが必要になる事。
これを解決するに、ムーさんの頭をフル回転!どうすれば余計なLANケーブルを巡らせずテレビ用のLANを確保できるか。
良いアイデアが浮かんでいない中。その営業からまた電話があり、チューナーの設定業者が来るという事で、要は3回目の作業ですね。そんなの契約の時に聞いてねぇ。
その後その設定業者から直接連絡があり、その人が唯一ムーさんの心の救世主となりました。
まず今回の3回の作業(機器の設定)。すべて汎用の外注電気工事業者です。基本的には「ココにこういう工事をしに行ってください」って指示が入るだけで、その人自体は契約内容を知る人じゃないという事。そう言われたから来ましたって人だよね。
で3回目の人は設置業者ではなく設定業者なので、配線作業はやるけど、設置個所や配線の仕舞いやまとめはお客さんの方でどうにかしてくださいっていう人。
ずさんでしょ。
でも回線工事ってどこもそんな感じ。
OCNのモデムも当時、設置後ヒドかったもん。カオス状態。
配線グッチャグチャだし、モデムは壁から宙吊りだったし。
のちにムーさんがキレイに配線し直して収めたけど。
今回付いていたモデム(正確にはONU)も配線がしてあるだけで設置はテキトー。
でもこれは工事業者が悪いのではなく、工事業者と契約会社が同じ会社じゃないがゆえ、意思疎通が出来ていないのもあるし、必要最低限の作業しかやりませんって契約。
(逆に何か不都合があった時に責任が双方曖昧になり、何かあっても言い逃れがしやすいという事。言った言わないの任せてある前提になるんです。)
ある程度知識があれば設置後に手直しができますが、女性やご老人のおうちはもうどうにもならないでしょうね。
で設置業者からの直接の電話の時に、接続方法を色々聞いているうちに「中継機って届いていますか?」って言われて。何か下の階のテレビは中継機でつなぐみたいな事言ってたなって思い出した。
そんなのまだ届いてねぇっていう(怒)
その通信会社(正確には代理取扱会社)に電話をすると、アマゾンから届くはずだと。・・・。
設定日までに届かなかったらどうするんですか?って聞いたら。少し変な間があったのち、中継機は後日お客様自身でつないで設定してもらうものです。みたいな・・・。
(゚Д゚)じゃ何で設定業者が中継機届いてるか聞いてきたんだよ!
教科書通りの内容以外わからない向こうの対応にイライラしましたが、中継機とはモデムのWi-Fi(正確にはホームゲートウェイ)を使って通信するための受信機である事が発覚。
(゚Д゚)だが2FのモデムのWi-Fi電波はまったく1Fに届いていないんだが。
(設定業者に聞いたら、Wi-Fi届いてないトラブルは多いんだとか。要は届かないならLANケーブルを屋内に張り巡らせるしかありません。アナタの家の事情なんて知りません。状態。)
結局明確な解決策が見出せぬまま設定業者を迎え入れた当日。わからない事全部聞いてやろうと思って色々聞いた!
でLANケーブルを家中に張り巡らせたくない問題は、中継機ではなくスイッチングハブで解決できる事が発覚。
(要は1本のLANケーブルを複数に増やす装置。左右に分配するだけの装置とまた違うんです。)
でやっぱり1FにWi-Fiが届いていないので、たとえ中継機があったとしても使えなかったと。
で通信会社との関係も聞いたところ。
やっぱり「設定作業してきて」って依頼されているだけで、どこと何を契約しているとかさえも知らない状態で来るらしい。だから何種類かの通信会社を掛け持ちしているというか。接続の基本はどこの通信会社でも同じだから、その知識がある人なら誰でもできるよって事よね。
だから文句を言ってくる客が多いらしく「それを私に言われましても・・・」って、たしかにそうなんですよね。「設定作業してきて」だけで来ている人なんで。
で話を聞いてたら、ムーさんが契約した代理店はまだ対応マシな方らしい。もっとずさんな説明とアフターフォローの代理店もあるんだって。
他にもいろいろ聞いて、もやもやしていた部分のほとんどが解決(´∀`)
ただ2つ面倒な事としては。スイッチングハブが別途2個必要になった事と。
新たに発覚した事が。テレビをチューナーのリモコンのみで操作できるようペアリングができる事が発覚した事。
ムーさんの東芝REGZAは余裕で対応していたのですが、親が使っているテレビはオリオンというメーカーので非対応。というわけで対応しているフナイのテレビを別途買う事にしました。
新品で買いたかったけど、対応メーカーで探すとやはり高かったので、中古にしました。(43型)
(;´Д`)謎の電話から始まって、ただただ面倒なやりとりと出費が重なるハメになったとさ。
さて改めまして。最近のご自宅は固定電話が無いとか、ネット回線はモバイルルーターとか設置型Wi-Fiルーターとかになっているおウチが多いんですかね?
うちも今回みたいな工事あった!って人も絶対いると思います。情弱ってこういう部分ですごく損するんですよ。
テレビは正直アンテナあればタダで見られるので、わざわざ光テレビにする必要は無いんですけどね。うちはケーブルテレビからだからアンテナ付けるってなったら、別途アンテナと配線の工事やらないといけないので、ほんと父親のNHK信者のせいでこんな面倒が起きるなんて思いもしませんでしたよ。
で結局料金ですが。何か現状いろいろなサービスが「実質無料」で勝手に付いていて。2ヶ月後にそれを解約するか否かの選択になって当然解約するのですが。何か知らない間にひかりTVっての付いてて。これを解約したらテレビ見られなくなるって。

その場になっていろいろわかってくる事が多い。電話のみで説明するのも、客に深く理解させない、長く考えさせないための手法。
結局ネット回線に関しては今までより安くなっていると思うけど。そこに付随するテレビ(台数分必要)の契約で今までより料金が上がっているという。
これから随時契約内容を精査してカットできる部分はカットしていくしだいです。
でもこんなのはこれから起きる面倒の序章にすぎないと思っていて。親が死んだ時に何が起きるのか色々戸惑っている状況です。謎の土地とかありそうで・・・
人生のミニマル化は大事ですね。
(書き疲れた・・・)
