先日の入学説明会。

 

初めてPTAを退会したことをたくさんの人がいる場で公言して、

自分の中でひとつの区切りがつきました。

 

初めての退会者なもので、

制度や手続き上どうしても連絡はきますし、

良く思っていないであろう、他の保護者の冷たい態度もあります。

とはいえ、概ねこちらの要望は通してもらえていますし、

ひとまずよしとしよう、といったところです。

 

 

けれど、

なんだかもやもやと引っかかっていることが。

 

 

 

入学説明会で非会員であることを発言したあと、

帰りに話しかけてきてくれたお母さんたちがいました。

 

やはり

 

「PTAって、入会しなくてもいいの?」

ということと、

 

「ねえねえ、役員って、やっぱりそんなに大変なの?」

ということ

 

これが気になる様子でした。

 

 

 

「入会しなくていいの?」と聞いてきたお母さんには、

 

「任意ですから、大丈夫だと思いますよ。

私は色々納得がいかなくって、自分で退会届を作って会長と校長に、

連絡袋を使って渡しました。

フォーマットはないから、ネットで検索して作ってしまっても問題ないと思いますよ」

と返答。

その新入生のお母さんは、礼をおっしゃって帰って行かれました。

 

「ねえねえ、役員って、やっぱりそんなに大変なの?」

と聞いてきた、上の子の同級生のお母さんには、

 

「個人情報管理もいいかげん。前回踏襲も当たり前で、無駄ばかり。

引継ぎもいい加減でマニュアルを直してなかったことを責めたら、

『前の人が作ったものを直したら失礼でしょ!?

書類なんて日付変えるだけでいいのよ。

だれもそんなの気にしてないわよ』なんて発言も当たり前。

何より、何の改善もしないくせに、

非会員の子供の名前とかクラスを役員内でさらして、

非難しまくる態度にあったまきてやめちゃった」

と正直に話しました。

 

「あー…やっぱりそういう感じなんだー」と、

苦笑いしながら別れた感じでした。

 

どっちも自分の話したことは間違っていないとは思う。

 

でも。

なんだか消化できないものが残ったんですよね。

 

 

結局、私も当人がいないのに、

陰口たたいてるだけにはならんだろうか。

 

自由に入退会できるPTAが理想だとは思うし、

賛同者を増やしたいのはやまやまだけれども、

現PTAを非難することが、結果今活動している人たち、

その本人たちを非難してしまうことになっちゃいないだろうか。

 

現に、退会する前のついこの間まで一緒に役員をやっていた人たちは、

よくしようとやっと動き出そうとしているのに、

それまでをも責めているように思われちゃいないだろうか。

 

 

退会しました!

もうやりません!

ただただNO!

なのではなくって、

 

団体の在り方へのNO!であって、

個人への攻撃でもなければ、

何もかもを頭ごなしに否定しているわけではない、

ってことを、大きな声を出しつつも伝えるのは、

とてもとても難しいな、と感じた一件でした。