1994年5月1日、アイルトン・セナの命日です。今から30年前、サンマリノGPでの事故で天に召された日でもあります。

 その頃はまだF1ブームと言うより「セナ」ブームと言っても過言ではなく多くの女性ファンがサーキットを埋めていました、それも各国で行われるGPでセナを見たさに…。

 それまでGPの週刊誌を購入し愛読していた管理人でしたが、その事故を境にF1そのものも見なくなりました。

 マールボロカラーでHondaエンジンを搭載するマクラーレン、それをドライブするセナの姿に一発でファンになりました。一目見ればすぐわかるマシン、走る広告塔とはよく言ったものです。日本の経済も今よりはるかに良くて携帯やスマホなど無くとも充実してましたね。その頃は自分も若く仕事に、そして吹奏楽団で楽器を吹いたりオーディオと言ったように楽しみが多くありました。唯一の心残りは彼女がいなかった事でしょうか(笑)カミさんと出会う前ですからね。   

 もしその時に彼女がいればその後の生活も大きく変わっていたかもしれません。

 

 話が少しずれてしまいました。

 もし彼が存命だったら64歳、どんな老後を送っていた事でしょう?彼が眠る丘には今も花が絶えないのだそうです。彼の走る姿に魅せられた人は今も世界中のあちこちにいます。ミュージアムには彼のドライブしたマシンが飾られているそうです、JPSカラーのロータスやマールボロカラーでチャンピオンを獲得したMP4/5BやMP4/6、生前愛車にしていたNSX-Rだそうです。

 

 今晩は最後6速だけで優勝した91年のブラジルGP、そうです彼の初めての母国優勝のレースと彼の生涯でのベストレースである92年のモナコGP、ナイジェル・マンセルとのテール・トゥー・ノーズのバトルを演じたレースでも見ましょうかね?彼を思い出しながら・・・。