カミさんがフィギュアスケート見なくなってから試合を見る事がなかった管理人ですが4A含め5本4回転飛んでマリニンが優勝したと言うので久々に試合を観ました。

 予想通り、観客は空席があり羽生君のいた時とはだいぶ違いました。

 さて、始めは女子フリーからだったんですが、既に放送される前にネットで結果を知ってたので驚く事もなく、終わってみればいつもの結果で坂本さんの3連覇。二位の選手と点差が開いての優勝だったが、私個人としてはそれ程点差が開く内容だったのか?と感じました。

 不甲斐ないのは他の選手は何しているんだろう?って事です。彼女の演技、基本的に変わってないじゃないですか?4回転はおろか3Aも飛ばないんですよ!解説者はよく、完成度が高いって言うんだけど3年も基本構成変わらないんなら、そりゃ完成度上がりますよ。曲と振り付け若干の構成が変わっただけだし、観ていて変化が感じられないんですね。ホント彼女、運がいいですよ。ロシア勢いたら表彰台にも上がれない点数ですからね、正に漁夫の利ってこの事です。ほかの日本人選手の奮起を期待します。


 さて、男子ですが連覇を狙った宇野君は4位に沈み、4Aをひっさげたマリニンが2位に20点近い差をつけて圧勝でした。あのフリーは敵無し状態のネイサンチェンを彷彿させました。ま、トレーナーが同じって事もあり高難度ジャンプを揃え、前半のジャンプ3本で女子のショートの点数を超えフリーは女子の総合点数を上回ると言う異次元の演技でフリーの世界記録を更新。

 一方で前回王者の宇野君は精彩を欠きました。前半2本の4回転はいずれも減点になり更に、もう一本も減点。結果はアダム君に及ばす4位、しかしあまり悔しがるでもなく苦笑い?

 でもさ、優勝目指してたんじゃないのか?そう言うところが羽生君との大きな違いです。更には引退をほのめかすようなコメもしたりして。

 ま、いいんじゃないですか?鍵山君と言う後釜も出てきたし。



 ここからは予想の域を出ない話なので読み流してくださって結構ですが、フジの思惑は大きく外れますたねー。フジの思惑って?何?

 今回、ゲストと言うか本田真凜さんがリポーターとして現地に行ってたんですね。

 慣らしのため、まずはジュニア世界のインタビューを経験させ、女子のリポート、最終組滑走前は最終組の選手についてワンポイント解説も!

 いやー、凄いですねー。シニアで世界大会はおろか全日本でビリだったのに世界大会出場選手の解説ですか?せめて村上佳菜子さんがやるって言うならまだわかるんですが一度もシニアで国内大会すら突破した事ない方が...?

 なら男子もやりゃいいのに、そこは地上波はカット?ですか?


 で、その思惑は

 ズバリ、宇野君の3連覇、それを真凛がインタビューで視聴率を稼ぐ、ツーショットの絵面を放送でめでたしめでたし、となるのが最高のシチュエーションだったんですが結果はあの通り、正に最悪の展開になりました。

 まぁそうは問屋が下さないんだよ!しかも鍵山にも敗れるとは想像もしなかったでしょう、悪くても銀は取れるって本人も思ってたんじゃないかな?


 試合後、僕らしい...だと?

 やはり彼は2位がお似合いだったのか!アスリートなんだから悔しがれよ!って思いますがね。日本代表なんだから、負けてヨシ!はないだろ?

 北京五輪の再現か?この結果を受けて彼はモチベーション維持できるのか?仮に次の五輪まで続けたとしても金メダルは無理だろうね。どんな判断をするのか?

 しかし、今は大谷絡みの話題でフィギュアの事を取り上げる余地ありますかね?女性週刊誌。

 ワイドショーでも取り上げられないのは寂しい限りです。やはりフィギュアが取り上げられたのはフィギュア人気じゃなく羽生人気だったって事がこの事からも明らかです。


 最後に

 やはり、男子も女子も強豪が沢山いて競っていた頃のフィギュアスケートの試合は見応えがあったなあーと感じた今回の試合でした。