指揮者の小澤征爾氏の死去のニュースが流れ遂に亡くなったか、と残念な気持ちでいっぱいである。晩年はガンを患い闘病生活を送っていたようで大分やせていた。しかし音楽活動は続けていて椅子に座りながらも指揮をして正に生涯現役を貫いた。
虫の知らせではないが私はニュースの流れる前日にMDデッキとDATデッキの聴き比べをしており、その際小澤氏の指揮したウィーンフィルのニューイヤーコンサートのこうもり序曲をDATで聴いていたのだ。
単なる偶然なのだろうか?
実は私は小澤氏のCDはあまり持ってはいない。ま、色々理由はあるのだが曲の解釈が自分に合わないものが多いからである。
しかし、ベルリンフィルと晋友会によるカルミナ・ブラーナはお気に入りの一枚なのである。
日本の指揮者の巨匠を失ったのはホント残念であり大きな損失である。
明日は小澤氏を偲びお気に入りのカルミナ・ブラーナを聴いてご冥福をお祈りしたいと思います。
合掌。
追伸
この記事は二日に跨った形になったが早速、カルミナ・ブラーナ全曲通しで聴きました。他にも別の指揮者のCDもあるがやはり、小澤氏の物はいいです。躍動感に満ち溢れ、またオケと晋友会とのマッチングもいい。これ生誕60周年の企画で出したそうなので今から28年前と言う事になりますが全然色褪せてません。
天国に召されてしまいましたが彼の残した音楽はいつまでも愛聴され続けます。
改めて冥福をお祈りします。