1月22日・前引け | 燻製作りは温度が肝心

1月22日・前引け

前引けの日経平均は7889円・▼12円
先物は△10円

売買代金トップはトヨタで▼125円。以下、三菱UFJ・△3円、三井住友・△10円、ホンダ・▼85円、みずほ・△4円などとなっています。

NY高を受けて朝方は買い戻し優先で始まりましたが、為替が円高に振れるにつれ、伸び悩みの展開となりました。

朝方発表された貿易統計によると、12月は輸出が前年同月比35.0%減の4兆8333億円、輸入が同21.5%減の5兆1539億円。これを見る限り、足下の日本経済にとって円高がプラスといえないこともないと思うのですが、相場の方は、そう言うわけにはいかないようです。輸出株が大きく売られ、戻りの勢いを殺ぎました。

裁定買い残が再び加速度的に減少しています。前週比1907億円減少の4982億円と5000億円割れ。
これは、99年1月14日以来の水準だそうです。

下のグラフは、当時の裁定買い残推移と、日経平均の動きを見たもの。裁定買い残は99年1月14日の4127億円でボトム打ち、そこがITバブルのスタート台となっています。ご参考まで。
燻製作りは温度が肝心-裁定買い残

では、また後ほど。(ストックステーション編集長・澤部潔)