本日の日経は米国市場引け後のエヌビディアの決算発表を嫌気して反落してスタート。



しかし引けに掛けては国内の半導体株は米国市場ほど売られず、僅かに反落しましたが、押し目買い物色優勢で下げ幅を縮小して底堅い値動きでした。


今朝もお伝えした通り、エヌビディアの決算は市場の期待が強過ぎただけで、決算内容自体は良好でした。


時間外米国市場はナスダックとS&P500は流石に下落してますが、ジワジワと下げ幅を縮小する値動きです。


直近堅調なダウとラッセルはエヌビディアの影響は限定的で上昇して推移しております。


今週の週間展望ではエヌビディアの決算発表以外に今夜の米国GDPが重要とお伝えしました。



日経の株価の重石は米国要因以外はドル円の円高基調となりますが、今夜の米国GDPが悪くなければ、ドル円はトレンドラインと節目の145円をブレイクして、一旦は売りが一巡する可能性があります。




米国は先週のジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演は労働市場の停滞懸念発言が株価の重石となり、物価指標に対しては、ほぼほぼ勝利宣言でした。


今夜のGDPを無風通過すれば、明日のPCEデフレーターは無風通過の可能性が高く、来週の雇用統計まではリバウンド基調が継続する可能性が高まるのではないかと見ております。


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