第105話 太陽光パネルの耐積雪荷重について | ㍿京和サポートの作る太陽光発電のブログ

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弊社は群馬県太田市を中心に産業用及び住宅用太陽光発電システム・オール電化システムの施工を行っております。

太陽光発電システムに関しては全メーカーを扱っておりますので様々な施工写真を公開しております、ご家族で楽しんでご覧頂けたら幸いです。

まさかの記録的な大雪あせる


群馬県でも多い所では積雪72㎝の地域もあったと聞きます、幸か不幸かはわかりませんが土日での雪でしたので自動車での事故は少なかったとテレビでは放送しておりました。


ただ、ベランダやカーポートの被害は太田市内を見回している限りでもかなりの件数で見受けられますね。


自然災害だけは人間の力だけではどうにもなりませんが、今回の雪に負けず今出来る事(仕事)を一生懸命取り組んでいこうと思います。










上の写真は私の自宅ですあせる


愛車プリウスは雪の中に沈んでしまいました(><;)





ここ数日のお客様との打合せで必ず『雪に対する耐久性』についてご質問を頂きますので弊社ブログで説明をさせて頂こうと思います。




メーカーによって多少の違いはありますが、概ね太陽光発電の耐荷重性能は正圧5400Paとされております。


正圧というのは太陽光パネルの上からかかる荷重になります(^∇^)


太陽光パネルの正圧5400Pa試験は耐風圧荷重や積雪荷重の試験に用いられます、実際の試験では砂袋を太陽光パネルの上に積み上げて、雪が降り積もる様に静かに荷重をかけていく試験を行ったりします。



ちなみに5400Paは㎡あたり550kgfの荷重をかけた状態です。



Pa や kgfは聞きなれない単位ですのでシンプルにご説明させて頂きますと、㎡あたり550kgの重量をかけても太陽光パネルは大丈夫という事です(^∇^)







上記の画像では最大垂直積雪量2.5mと表示されている通り、太陽光パネルは非常に積雪に対しては優れているといえます。


実際の住宅の屋根は傾斜がありますので2.5mも積もる前に落雪してしまいますから、弊社ブログをご覧になられている方のご近所でも太陽光パネルの上の雪が10~20cm程度で落雪しているのを目にする事も多いと思います。



実際に私の家でも昨日降った雪も翌日の午後にはドスンドスンと庭に落ちているという感じですので、今回の記録的大雪でご自宅の太陽光発電がご心配の方、これから太陽光発電をご検討される方の良い参考資料になれれば幸いです(*^▽^*)




稲葉