ビンラディン報道で久々にドル全面高! でも昔よりインパクト少なく米国勢待ちたい | 元証券マンが知っている無料EA・株・FX情報

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 金曜日は日本がお休みだったので、私もすべてのポジションをクローズして休むことにした。今回のユーロドルの1.45台乗せからの400ポイント近くの上伸の、約半分には全面参加できたと思う。ゴールデンウィークをひかえて先週は外出する用事が多かったため、画面に張り付いてフル参戦ということもかなわず、注文だけ出しておいての事後確認が多かったのも、途中で余計なことをやらずに済んだ一因でもあろう。

 先週末のニューヨーク相場では利食い売りモードが強まって、ユーロは下がって終えた。それでもユーロドルはなんとか1.48台を維持。今週の値動きに期待されるところであった。週明けの東京市場では先週までの流れをフォローする形となって、ドル円もユーロドルもドル安の方向で動き出した。ドル円は 81円ちょうどを割り込んでくるのか。ユーロドルは先週の高値である1.4875近辺をクリアに抜けてこられるのか。

 しかし正午前のビンラディンの報道で、相場は完全に違う方向に向かって進みだした。まずはグローベックスでの米国株が急上昇。それにつられて日本株も上昇し、日経先物は1万円の大台を突破してきた!米軍の行動によるものだというので、大いにドル買いにもなった。ユーロドルは、1.47台のミドルまで差し込み、オバマ大統領の演説が終わったころに、ようやくドル買い圧力は鎮まった。

 前回、2003年の12月だっただろうか。フセイン大統領が捕まったという報道のときは、もっと激しい値動きをしたと記憶している。夜の8時くらいだったと思うが、ダウ先物で300ポイントくらい、日経先物では400円以上、ドル円は2円くらいか。それに比べると、いかにも物足りない。そもそもビンラディン本人が病気がちで、これまでにも何度も死亡説が流れていたので、いつ死んでもおかしくはない状況にあったのは確かだが…。

 さてこれからが難しい。ドルをこのまま買っていっていいものかどうか。今晩はアメリカのISMの景況感指数くらいしかイベントがないが、為替相場はリスク相場にならざるをえないのだろう。すなわち株価次第だということになるはずだ。

 米国株がこのまま高値追いをしていくのならば、素直にドル買い、もしくはクロス円の買い。米国株オープンを前にして、もしも株価がひゅうるひゅうると落ちてきて、前日比で変わらずなどでスタートしようものならば、喜んでドル円を売っていくべきなのだろう。

(2011/05/02 日本時間18時20分執筆)

(文/持田有紀子) ※ザイFX!に掲載

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